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中国史の名君と宰相 中公文庫

宮崎市定【著】, 砺波護【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/11/22
JAN 9784122055704

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商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2020/06/02

東洋史の大家、宮崎市定氏の、皇帝・宰相・儒家など、実に多くの人物に焦点を当てたエッセイや論文がまとめられている。 有名な人物から、日本ではそれほど知られていない人物まで。資本家や地方官にまで及ぶので、その知見。見識はさすがというほかない。 他の書評にもあるが、「南宋末の宰相賈...

東洋史の大家、宮崎市定氏の、皇帝・宰相・儒家など、実に多くの人物に焦点を当てたエッセイや論文がまとめられている。 有名な人物から、日本ではそれほど知られていない人物まで。資本家や地方官にまで及ぶので、その知見。見識はさすがというほかない。 他の書評にもあるが、「南宋末の宰相賈似道」と「張溥とその時代」。これは実に読み応えがあるので、このためだけに読むのも一読の価値ありと言える。

Posted by ブクログ

2017/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2011年刊行。東洋史の大家が、中国各王朝の特筆すべき宰相・臣下・助言者(ただし、孔子までも対象とするのでかなり広範囲)を軸としてその隠れた実像・歴史的意味を明らかにする。元の論文にはかなり古いものも含む。特に、南宋末の賈似道、五代における晋陽の李氏(軍閥資本家)は、大王朝の記述ではなく、戦乱期の一般にあまり描かれることが少ない時代のことなので、当該時代相を知るには有益であった。まぁ、記録が残存していないことや判らないことを何の衒いもなく素直に開陳できる著者には感服。機会があれば、再読したい。

Posted by ブクログ

2014/01/26

東洋史の泰斗宮崎市定氏の、皇帝、宰相、資本家、儒家など、人物に焦点を当てたエッセイや論文がまとめられている。人物事典の記述であったり、本格的な論文であったり、毛色の違うものが集められているので、全体として散漫な印象も受けるが、どれも軽妙洒脱な名文ばかりである。本書は、もちろん内容...

東洋史の泰斗宮崎市定氏の、皇帝、宰相、資本家、儒家など、人物に焦点を当てたエッセイや論文がまとめられている。人物事典の記述であったり、本格的な論文であったり、毛色の違うものが集められているので、全体として散漫な印象も受けるが、どれも軽妙洒脱な名文ばかりである。本書は、もちろん内容も興味深いが、硬軟様々なタイプの文章が集められているので、宮崎氏の名文を味わうという点でも楽しめる。以下、いくつか興味をひいた項目を書き連ねてみる。 「清の雍正帝」は、人物事典の抜粋であるが、名著『雍正帝』のエッセンスが凝縮されている。「南宋末の宰相賈似道」は、宮崎氏の卒業論文をもとにした論文であり、その水準の高さに驚く。「宋江は二人いたか」は、史料批判をしながら問いに対する答えを探っていくという歴史学論文の手本のような論文。「藍鼎元(鹿洲公案 発端)」は、史料の現代語訳かと思われるが、小説のようで仕立てで面白い。「孔子」は、孔子自身についてよりも、孔子が後世にどう評価されてきたかを中心に書かれているが、「政治家」としての孔子、「教育者」としての孔子という二つの見方の相克がわかって興味深かった。

Posted by ブクログ

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