1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • コミック
  • 講談社

火の鳥(文庫版)(4) 手塚治虫文庫全集

手塚治虫(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥935

¥385 定価より550円(58%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/11/11
JAN 9784063738582

火の鳥(文庫版)(4)

¥385

商品レビュー

4.8

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『火の鳥 鳳凰篇』 我王と茜丸、何もかも対照的な二人の主人公。 「鳳凰篇」が極めて人気が高いのも、この徹底的なコントラストをなす二人が、後に宿命的なライバルとして相まみえる所にあると思います。 我王は、容貌も心根も醜く、世の中を恨み、強盗・殺戮を繰り返しました。 ですが、速魚や良弁僧正との出逢いを通して、人間の心と生きる意味を取り戻してゆきます。 才能を開化させ、聖者の風貌を具えますが、悪に対する怒りは抱き続けました。 一方の茜丸は、容姿端麗・清廉潔白な青年です。 純粋な心と、ひたむきに没頭する資質とで、絶望さえも克服してゆきます。 愛する女性とも出逢い、理想的な人物となるはずでした。 そんな彼も哀れ、権力の渦中で自己を見失ってゆくのです。 このように『火の鳥 鳳凰篇』では人間の善と悪も、二つの典型を通して描かれています。 この二人が仏師として彫刻に生涯を捧げるという、一つの接点を持つに至ります。 そして、東大寺大仏殿の鬼瓦造りで、互いの技量を競うことになるのです。 物語中、茜丸と我王それぞれに「火の鳥」は現れ、彼らの心に働きかけます。 人間の業、輪廻転生、永遠の生命······。 あまりにも壮大なテーマが、対照的な二つの生涯、二つの結末を通して展開されてゆくのです。

Posted by ブクログ

2017/04/02

鳳凰編 我王 茜丸 大仏建立 橘諸兄 吉備真備 政治と宗教 我王の世に対する怒 茜丸の名誉欲 輪廻転生 飢饉の厳しさ

Posted by ブクログ

2016/11/05

罪を犯したことよりもそれをいかに悔い改めることができるか、そこから何を学ぶかが大切だと考えれば瀬戸内寂聴が死刑に反対なのも理解できる。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品