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要介護探偵の事件簿
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要介護探偵の事件簿
¥385
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商品レビュー
3.6
92件のお客様レビュー
はじめは強烈なおじいちゃんという印象ばかりが強いのですが、しだいに玄太郎さんの魅力が分かってきて大好きになりました。これが『さよならドビュッシー』につながると思うと切ないです。
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「要介護探偵の冒険」 「要介護探偵の生還」 「要介護探偵の快走(チェイス)」 「要介護探偵と四つの署名」 「要介護探偵の最後の挨拶」 の5編からなる短編集。タイトルにシャーロックホームズを感じますね。 快走は回想のもじりなのかな? 『さよならドビュッシー』で登場していた玄太郎さ...
「要介護探偵の冒険」 「要介護探偵の生還」 「要介護探偵の快走(チェイス)」 「要介護探偵と四つの署名」 「要介護探偵の最後の挨拶」 の5編からなる短編集。タイトルにシャーロックホームズを感じますね。 快走は回想のもじりなのかな? 『さよならドビュッシー』で登場していた玄太郎さんが大活躍。 そちらでは少ししか出てこなかったのであまりわからなかったけど、その我儘っぷり、言いたい放題っぷりにちょっとイラっとした。 1編目で読むのをやめようかなと思ったのだが、これがなぜか、そのうち痛快な気持ちに変わってくるのだ。 その通り、もっともだ、と。 まあ、周りにいたら振り回されてばかりなんだろうけどね。 『さよならドビュッシー』の登場人物も出てくる。 この後は…と考えると切ない。
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『さよならドビュッシー』で、強烈な個性を放っていた香月家のおじいちゃん、香月玄太郎が探偵役を務める短編集です。 要介護状態になりながらも、事件解決に向けて奮闘する姿と人を想うが故の言動は、例えフィクションだとしても胸を熱くさせるものがありました。 収録作それぞれに、意外性のあ...
『さよならドビュッシー』で、強烈な個性を放っていた香月家のおじいちゃん、香月玄太郎が探偵役を務める短編集です。 要介護状態になりながらも、事件解決に向けて奮闘する姿と人を想うが故の言動は、例えフィクションだとしても胸を熱くさせるものがありました。 収録作それぞれに、意外性のある結末が用意されているのでミステリとしても面白く、長編だけでなく短編でもその才能が遺憾無く発揮されています。 『さよならドビュッシー』の登場人物が、何人も登場するのも嬉しいですね。 最終話で見られる趣向は切なく、『さよならドビュッシー』を読んでいると、更に大きな余韻を残すのではないでしょうか。
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