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緋色からくり(一)
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緋色からくり(一)
¥220
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
女錠前師と幼馴染みと坊主と腕の立つ用心棒と猫と。一つ一つのつながりが大きなからくりを解いていく。猫のタイミングが良いです。
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謎とき帖のタイトルどおり、「濱次」や「銀太」より推理小説感が強く、好ましい。 緋名以外の登場人物にも、それぞれ背景がありそうで、次巻を読むのが楽しみ。
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どんな錠前も開けると評判の女錠前師、お緋名。 猫と暮らす緋名の家に現れたのは、用心棒志願の堤康三郎という得体の知れない浪人。 その直後に賊の襲撃を受け、緋名は四年前に死んだ恩人のお志麻の死との関連を疑う。 彼女は何故に襲われたのか、榎康三郎とは何者なのか・・・疑心から緋名は事件の...
どんな錠前も開けると評判の女錠前師、お緋名。 猫と暮らす緋名の家に現れたのは、用心棒志願の堤康三郎という得体の知れない浪人。 その直後に賊の襲撃を受け、緋名は四年前に死んだ恩人のお志麻の死との関連を疑う。 彼女は何故に襲われたのか、榎康三郎とは何者なのか・・・疑心から緋名は事件の核心に迫っていく。 長編ならではの伏線や真相に近づいていくサスペンスフルな物語展開も、最後まで気を抜かせず、面白かったです。 さらりとした感触で読みやすい物語ですが、登場人物たちの感情の綾を丁寧に明らかにしていく繊細な描写が読後に穏やかな感動をもたらしてくれました。 心が温かくなる感じをまた味わいたいので、続刊も読もうと思います。
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