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千年ごはん 中公文庫

東直子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/09/22
JAN 9784122055414

千年ごはん

¥220

商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2019/02/28

美味しそうな食べものエッセイを好むのですが、この本も素敵な空気でした。 季節色があって、これからの季節も生きるのが楽しみになります。 やってみたいごはんもたくさんありました。かくし味に野菜ジュースを入れたカレー、トマトと茄子としし唐とタコのスパゲティー、根菜の素揚げ、「マカロニを...

美味しそうな食べものエッセイを好むのですが、この本も素敵な空気でした。 季節色があって、これからの季節も生きるのが楽しみになります。 やってみたいごはんもたくさんありました。かくし味に野菜ジュースを入れたカレー、トマトと茄子としし唐とタコのスパゲティー、根菜の素揚げ、「マカロニを入れたやつ」、ミネストローネ風スープ…料理上手になりたい。 各エッセイの最後にある短歌も良かったです。 「食べ物が美味しく感じられるのは、憂いなく生きているから。」

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2017/01/28

最近は食に関するエッセイを読むのがマイブーム。 東さんは、日々の食事を通して生について真摯に考えていらっしゃるんだなぁ、というのが文章の端々から伝わります。 思春期の娘さんの不安定な気持ちと味覚がリンクしていたエピソードが印象的でした。 冷たいおかゆ、私も好き。お味噌を塗った焼き...

最近は食に関するエッセイを読むのがマイブーム。 東さんは、日々の食事を通して生について真摯に考えていらっしゃるんだなぁ、というのが文章の端々から伝わります。 思春期の娘さんの不安定な気持ちと味覚がリンクしていたエピソードが印象的でした。 冷たいおかゆ、私も好き。お味噌を塗った焼き茗荷は今度ためしてみよう。 各章の最後におさめられた短歌の柔らかな響きも心地よく、ほっと暖かい気持ちになって読了しました。

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2016/04/10

歌人であり、小説家の東さんの初めての食のエッセイ。 各作品に、歌一首つき。 作者の人柄が表れているのだろうか、優しくて自然な文章。 食べ物の味を感じるのは、舌にある味蕾だから、おいしい食べ物の文章は舌で味わうものが多い。 あとは、目? 東さんの食べ物への向き合い方は、体ごとであ...

歌人であり、小説家の東さんの初めての食のエッセイ。 各作品に、歌一首つき。 作者の人柄が表れているのだろうか、優しくて自然な文章。 食べ物の味を感じるのは、舌にある味蕾だから、おいしい食べ物の文章は舌で味わうものが多い。 あとは、目? 東さんの食べ物への向き合い方は、体ごとである。 体に流す(流し込む)、もしくは通す、という言い方がされる。 とても素直だ。 たとえば、色インクに切り花を挿しておくと、その色水を吸い上げて花弁が同じ色に染まるような。 ただ、極端に“体にいいもの”を追及しているわけではない。 無理に30品目の食品を摂るようなことは、人間を生き物としてとらえれば不自然な事、と考える。 人は動物として、生まれた土地にあるものを自然に採って食べてきたのだ。 「千年ごはん」というのは、そういう、“物を食べる”生き物が地球上に登場してからずっと続けてきたこと、自然に食物を体に取り入れて命をつないできたこと、変わらずにある営みを象徴する言葉なのだろう。 お姉様が挿絵を担当されたらしい。 味があってかわいい絵だと思う。 貝の話のところに、なんとオウム貝が描かれていて、そのセンスに思わず微笑んでしまいました。

Posted by ブクログ

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