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オリンピックの身代金(下) 角川文庫

奥田英朗【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/09/23
JAN 9784043860050

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オリンピックの身代金(下)

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商品レビュー

4.1

136件のお客様レビュー

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2024/02/04

日付が段々とオリンピック開催に近づいてきて、警察も動きが鋭くなります。しかしちょっとの差で主人公を取り逃がすこととなり当日を迎えます。後半は怒涛の如く動きます。 ただ、本来なら警察を応援しないといけないのですが、主人公を応援してしまいました。 上下巻通すと上手く日付を使っているな...

日付が段々とオリンピック開催に近づいてきて、警察も動きが鋭くなります。しかしちょっとの差で主人公を取り逃がすこととなり当日を迎えます。後半は怒涛の如く動きます。 ただ、本来なら警察を応援しないといけないのですが、主人公を応援してしまいました。 上下巻通すと上手く日付を使っているなぁと感心しました。 色々と考えさせられる作品である。 要求金額は八千万円。人質は東京オリンピックだ――五輪開催を妨害すると宣言していた連続爆破事件の犯人、東大生・島崎国男が動き出した。国家の名誉と警察の威信をかけ、島崎逮捕に死力を尽くす捜査陣。息詰まる攻防の末、開会式当日の国立競技場を舞台に、最後の闘いが始まった! 吉川英治文学賞受賞作

Posted by ブクログ

2023/10/13

2009年 吉川英治文学賞受賞作 2013年 テレビ朝日開局55周年記念ドラマ化 下巻の中で印象的な言葉がある。 「オリンピック関係の工事でどれほどの人夫が命を落としたか知っていますか‥ 東海道新幹線だけで二百人、 高速道路で五十人、地下鉄工事で十人、モノレールで五人、ビルや ...

2009年 吉川英治文学賞受賞作 2013年 テレビ朝日開局55周年記念ドラマ化 下巻の中で印象的な言葉がある。 「オリンピック関係の工事でどれほどの人夫が命を落としたか知っていますか‥ 東海道新幹線だけで二百人、 高速道路で五十人、地下鉄工事で十人、モノレールで五人、ビルや その他 合わせると最終的に三百人を軽く超えると思います」 オリンピックの工事では、あちこちの工事現場で死者が出ているということ。その事実はまるで何事も無かったように消えていったということ。私たちはそのことを頭に刻み込んでおこう。それが読者としての仕事だと思う。 爆弾犯、島崎国男のやろうとしたことを憎むことはできない。でも、昭和39年10月10日の開会式の空の青さを私は知っている。実際に幼い目でしっかりと見ていた。開会式の空は本当に美しい青空だった。青空に放った色とりどりの風船、 無数の鳩、 そしてブルーインパルスが描いた5つの輪‥、これはオリンピック工事のために過酷な労働の果て命を失った労働者たちの魂の姿だったのだと解釈した。 容疑者、島崎国男を助ける同郷の出稼ぎ人夫やスリ師の村田留吉の喋る秋田弁が、重くなりがちなテーマに温もりを添えている。 最後に善良な一市民の古本屋の小林良子を登場させたことで、爆弾犯島崎国男の末路の切なさとの対比が際立った。

Posted by ブクログ

2022/05/28

長かったです。さすが長編小説、こうでなくっちゃぁね。時代背景が詳しく描かれているので、とっても面白かったです。読んだ感がある作品でした。

Posted by ブクログ

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