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きつねのつき

北野勇作【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2011/08/26
JAN 9784309020570

きつねのつき

¥660

商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2023/06/15

うおおこれは…SFだったのか…!? すべてを描き切らず、ほんわかした父娘の日常のなかにほんのり不穏がある。 全容が掴みきれない、想像を掻き立てる不気味さがあって面白かった。

Posted by ブクログ

2019/09/27

北野 勇作さんの本は初めてですが 西島大介さんが表紙だったので買いました。 河出文庫なのですがノリは角川ホラー。 生首が飛び交う、日本の下町に似た、仄暗い世界。 擬音が多くて一文が長くて癖になる文章です。 SFかというと、想像していたSFではないのですが、 周りがうるさい場所で読...

北野 勇作さんの本は初めてですが 西島大介さんが表紙だったので買いました。 河出文庫なのですがノリは角川ホラー。 生首が飛び交う、日本の下町に似た、仄暗い世界。 擬音が多くて一文が長くて癖になる文章です。 SFかというと、想像していたSFではないのですが、 周りがうるさい場所で読んでも没頭できるほどのしっかりした世界観が好きです。

Posted by ブクログ

2019/08/31

2019.8.31市立図書館 哲学的に深いながらも一見ほんわかとしたかめシリーズで入門して、ひととおりよみおえて進んだこの作品はやさしげなタイトル&装丁とは裏腹に意外とハードというかおそろしげな内容になってきておどろきつつもひきこまれ、深刻ななにかが逸らかされごまかされ隠蔽された...

2019.8.31市立図書館 哲学的に深いながらも一見ほんわかとしたかめシリーズで入門して、ひととおりよみおえて進んだこの作品はやさしげなタイトル&装丁とは裏腹に意外とハードというかおそろしげな内容になってきておどろきつつもひきこまれ、深刻ななにかが逸らかされごまかされ隠蔽された夢と現実が入り混じったような世界で、変わり果てた姿になってしまったらしい妻(かあ)と忘れ形見の幼い娘・春子というささやかな家庭を守りつつ、日々成長するかわいらしい娘の姿と言動に慰め励まされながら生き延びる主人公(とお)に気持ちを重ね、最後は切ないようなやるせないような複雑な気持ちで読み終えた。読み終えてまた冒頭に戻って、「後ろめたい幸せを抱えて、私はここに立っている」の意味を考えてしまう。

Posted by ブクログ

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