- 中古
- 書籍
- 書籍
あやかし草子 みやこのおはなし
定価 ¥1,540
¥605 定価より935円(60%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/08/27 |
JAN | 9784198632281 |
- 書籍
- 書籍
あやかし草子
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
あやかし草子
¥605
在庫なし
商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
人間のぬしには、俺の真実の姿など、見定めることはできまいよ-。いにしえの都に伝わるあやかしたちの6つの物語。 『わるい食べもの』に続いての千早茜san。 鬼、狐、天狗、龍、機尋(はたひろ)等といったあやかしから見た人間たち。お気に入りは、2話目の「ムジナ和尚」。人に化け、街に...
人間のぬしには、俺の真実の姿など、見定めることはできまいよ-。いにしえの都に伝わるあやかしたちの6つの物語。 『わるい食べもの』に続いての千早茜san。 鬼、狐、天狗、龍、機尋(はたひろ)等といったあやかしから見た人間たち。お気に入りは、2話目の「ムジナ和尚」。人に化け、街に降りた古ムジナが、先輩?のイタチ男と、人間の「好き、故に」という感情や、「目から落ちる水」の意味が分からないと話すところが新鮮でした。 人になってしまった白狐、人間の屍を食べる獣たち、古ムジナの腕の中で息絶える娘、最後の涙。 人間は余裕があるから余計なことをするのではないのか。苛めとか、踊りとか、快楽とか。そこから好きとかという言葉が生まれてくるのだろう という感覚。そして、涙が零れた途端、古ムジナの胸にぽっと宿った「何か」。 この「何か」が、生きるものすべてに、一番大切なものなのではないかと感じました。6話すべてが妖しくて、美しくて、切ない物語。笛や琴の音の描写も素敵でした。
Posted by
あやかし…この世の者ではない、天狗や龍、狐や狸が化けたり、そんな、あやかしと人間の関わりか方、ちょっぴり切ないファンタジー ジブリの世界を浮かべながら読みました
Posted by
あの頃、オレは願っていた。祈っていた。欲していた。想いをかたちにする才を。感じたもの見たもの全てを残すことができる方法を。 (P.161)
Posted by