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灯台守の話 白水Uブックス175

ジャネットウィンターソン【著】, 岸本佐知子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2011/08/10
JAN 9784560071755

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商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2024/01/10

灯台がずっと気になっている。海に行けばポツンと立っているけれど、荒れた日にもしっかりしているししばしじっと見てしまいます。世の中には同じような人がいて、フリーペーパーまで発行している。「灯台どうだい?」https://toudaifreepaper.jimdofree.com/ ...

灯台がずっと気になっている。海に行けばポツンと立っているけれど、荒れた日にもしっかりしているししばしじっと見てしまいます。世の中には同じような人がいて、フリーペーパーまで発行している。「灯台どうだい?」https://toudaifreepaper.jimdofree.com/ そんな流れでこの本もずっと手元にあったのですが、海が恋しくなって読んでみる。思っていたのと、内容は全く違う「文学」でした。しかもちょっと苦手なタイプの。たくさんの寓意が込められているのは理解できるのですが、その象徴とるのものの描き方が自分の許容をこえているというか。崖に文字通り斜めに突き立った家に命綱をつけながら住んでいて、母親は転落ししてしまった・・・の冒頭でひっかかってしまってなかなか胸に響かない。目覚めたら一匹の虫になっていた不条理は受け入れられるのに。ダーウィンもでてくるのですが、2004年の作品でありながら自然淘汰のとらえ方も間違ってるし。ちょっと鼻につく表現が合わないのかな?この自分の受け皿の限界がどの辺にあるのか謎。ばかばかしいSFとかは楽しめるのになぁ。 孤児にしてカルト的な教会の説教師にまでなってあげくに追放という経歴をもつ著者自身に興味がわいた。自伝的要素をもつ「オレンジだけが果物じゃない」のほうが面白そうだし、なにより純粋に灯台を深堀りしたほうが楽しそうだ。

Posted by ブクログ

2023/11/11

この物語を知る前から灯台に対する関心が強くあり、 将来は灯台守になりたいとさえ思っていた。 日本各地の灯台へ足を運んで、 実際に内部まで登ってフルネルレンズを 間近で見たことがあったので、ピューとシルバーが 闇と共にウィンナーを食べていた情景や、 船と鳥と眼下に広がる青い海が目...

この物語を知る前から灯台に対する関心が強くあり、 将来は灯台守になりたいとさえ思っていた。 日本各地の灯台へ足を運んで、 実際に内部まで登ってフルネルレンズを 間近で見たことがあったので、ピューとシルバーが 闇と共にウィンナーを食べていた情景や、 船と鳥と眼下に広がる青い海が目に浮かんで、 読んでいてとても楽しかった。 灯台守の仕事は真に孤独で闇の中にあって、 途方もなく同じ仕事"光の世話"が続くだけに思えるが、 灯台の一つ一つには語られる物語があり、 地図のなかった時代の船人は皆、岬にある灯台の場所を 物語で覚えていたと言う話がすごく素敵だった。 灯台を舞台とした愛と人生の物語。 すでに現代では、海保が管理し無人と化した灯台に 灯台守の居場所はどこにもない。 でも、ピューや、シルバーにとって灯台が 物語であったように、これから私は私だけの 灯台を探していきたい。 それは夜の海を一条の光で照らして 陸地の位置を知らせる、美しく頼もしく、 人を導くもの。確固として揺るぎないもの。 人々が見るために外界を明るく照らしながら、 自らのうちには闇を宿すもの。 暗い記憶の海を照らし出すもの。 そして命を救うもの。

Posted by ブクログ

2023/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

比喩が洒落ていてロマンチックな雰囲気の文章が、くすぐったかった。 物語ることへの厚い信仰心と、並んで大きなテーマとなっていそうな「愛」、それぞれ独立して見えて、ほどけた感じのまま読了。 ダークだって自分の人生の異邦人となり(これは語り手姿勢に近いのでは)いちどはスティーヴンソンやピューや自分に、語っていたのだけどなぁ。さいごの幻想的な彼の物語は、救いだったのかしら。

Posted by ブクログ

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