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東京ロンダリング

原田ひ香【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2011/07/25
JAN 9784087714111

東京ロンダリング

¥385

商品レビュー

3.6

120件のお客様レビュー

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2024/04/05

所謂事故物件に一定期間誰かが住まう事で、次の居住者には事故につい説明する必要もなく何事もなかったかのように貸し出すことができる。 事故物件に住まい浄化することをロンダリングと呼び、その仕事をしている東京在住の女性のお話。 ロンダリングという設定がもう面白い。 主人公はいたって普...

所謂事故物件に一定期間誰かが住まう事で、次の居住者には事故につい説明する必要もなく何事もなかったかのように貸し出すことができる。 事故物件に住まい浄化することをロンダリングと呼び、その仕事をしている東京在住の女性のお話。 ロンダリングという設定がもう面白い。 主人公はいたって普通な訳あり女性。 ロンダリングという謎の仕事と、淡々とした女性のリアルな心の声のギャップがいい。 なのにドロドロした感じがない不思議。 原田ひ香さんの本、もっと読みたいです!

Posted by ブクログ

2024/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事故物件に1ヶ月誰かがすむと、その次の人にその「事故」の内容を告知しないでいいので、 あえて1ヶ月間、事故物件に住むという仕事をしている内田りさ子、32歳。住むだけで生活費が賄えるほどの収入になるので、他に仕事はしていない。 不動産屋さんや、同じようにルームロンダリングをしている菅さんの他に仲良くする人はいない。 ご近所とも、仲良くならないよう,それでいて嫌われないようにと過ごしては、また引っ越す。 無気力な毎日を過ごし始めた理由もあって・・。 ある時、住んだ「乙女アパート」で、おばあさんの大家さんも下の階に住んでいた。 近くの食堂も、その大家さんの他の所有物件で、紆余曲折の後りさ子が一時的に手伝う事になってしまった。もちろん、1ヶ月でここを出ていくことも伝え済み。 久しぶりに住むだけでない仕事と、新しいコミュニティに戸惑いつつ、周りは「ロンダリングやめて、ここに定住すればいい」とも言ってくれる。 そんな時、不動産屋さんの社長から連絡がはいり・・・。 事故物件の話なので、怖かったらどうしよーと思ったのですが、全然お化けの話はありませんでした!よかった。 それどころか,最初は胡散臭い?って思った不動産屋さんも、乙女アパートに移り住んでからの人たちも、なんだかほっこりで、本当に定住すればいいのにって思った。けど、そんな簡単にはいかないよね?!

Posted by ブクログ

2024/01/04

読むまでロンダリングの意味がわからなかった。途中から、ああ、マネーロンダリングってあるもんな、あれは違法な資金洗浄のことだけど、なるほど、合法的不動産ロンダリングかぁ…作者の目の付け所がすごい。途中から、恋愛小説ぽいけれど、最後はきちんと締まって、気持ちのよいエンディングでした。

Posted by ブクログ

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