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ロップのふしぎな髪かざり

新藤悦子【著】

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定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/06/30
JAN 9784062170055

ロップのふしぎな髪かざり

¥220

商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2012/12/27

(No.12-92) 児童書です。「ヘンダワネのタネの物語」が良かったので、もう一冊読んでみました。 『ジンだけが住んでいるジンの島には灯台がある。それを守っているのはジンの少女・ロップのお父さん。灯される明かりで助けられているのに、人間はジンを恐れこの島には近寄らない。 お父...

(No.12-92) 児童書です。「ヘンダワネのタネの物語」が良かったので、もう一冊読んでみました。 『ジンだけが住んでいるジンの島には灯台がある。それを守っているのはジンの少女・ロップのお父さん。灯される明かりで助けられているのに、人間はジンを恐れこの島には近寄らない。 お父さんの側で海を見張っていたロップは漂っているボートを見つけた。中には人間の男の子がたおれていた。本当はジンの島には人間を連れてくることはできない。でもジンがその人間にとりつけば別。そしてとりつく優先権は見つけたジンのもの。つまりロップに権利がある。 ロップとお父さんは人間の男の子バハルを助けたが、ロップはバハルがジンを恐いのならとりつくのはしたくないと思う。』 面白い設定の話でした。いわゆる憑依とは違って、人間にジンがとりつくと辛さを軽減し心に平安をもたらす。ジンは人間の濃さに触れ、喜びを感じる。ということのようです。でも人間は普通だとやはりジンが怖いのです。理解できない存在に感じられるから。 ところが人間は心が弱るとジンに頼る。元気な時にはとりつかれるのを恐がり、弱った時にはジンに身を任せたくなるらしいのです。 ジンからは、命が輝いて見える人間の濃さの描写が素敵でとっても暖かい話でした。 読後感がとても良かったです。 私は今まで知らなかったのですが、素敵な物語を書く方で、ノンフィクション作品が多くあるようです。 もっと読んでみようと思います。

Posted by ブクログ

2012/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とてもかわいらしく、ほんわりすてきなおはなしだった。 表紙の絵も雰囲気があって好き。 とくにロップの家の中の挿絵がなんとなく好き。 人間は濃いっとゆーのが なんのことかと思ったのだけれど、 なるほどそーゆーことか、と。 となるとジン自体はあまり感情として浮き沈みのない生き物なのかな。 最初とりつくってゆーのがバハルと一緒でイマイチどーゆーことなのか よく分からなかったのだが、読んでいくうちに、そーゆー感じなのかあっと。 だが人間が充実したら追い出されるって、うん、ホントなんかちょっと ジンにとっては寂しくないのかな? だってイチバン幸せなときの気持ちは一緒に味わえないってことだよね? まあ、その凝縮した魂が炎の羽や希望の星となるわけだから、 それでジンは十分幸せ気分になれるってことなのかなあ。 どうやらジンって1人にずっととりついてるんじゃなくて、 気に入ったらまたとりつけるみたいだけど、となるとロップは今度はどんな人間にとりつくのかしら? あ、あと人間嫌いのジンとかいないのかな? ずっととりつかないってのもアリなのかしら?? にしてもサミミさんの食堂はメッチャおいしそうなものいっぱいでいいなあ。

Posted by ブクログ

2012/09/21

優しさに溢れていてとても良い作品だった。 異国情緒を感じる名前の響き(ギリシャ、トルコ辺り…?)も、物語に奥行きを与えていて楽しかった。

Posted by ブクログ

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