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ふたり静 切り絵図屋清七 文春文庫

藤原緋沙子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/06/10
JAN 9784167810016

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商品レビュー

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2024/02/08

清七、小平次、与一郎の三人の青年らが、 切り絵図を作成し、店を切り盛りしていく、 青春群像に、武士社会のいざこざを盛り込んだ、 読みやすいシリーズものだ。 これまで、時代小説、特に江戸の市井小説を かなり読んできたのだが、 そのたび、そこに登場する場所や、 橋、川の名前を地図で...

清七、小平次、与一郎の三人の青年らが、 切り絵図を作成し、店を切り盛りしていく、 青春群像に、武士社会のいざこざを盛り込んだ、 読みやすいシリーズものだ。 これまで、時代小説、特に江戸の市井小説を かなり読んできたのだが、 そのたび、そこに登場する場所や、 橋、川の名前を地図でたどりつつ読んだら、 主人公たちが泣き、笑い、走り回る様が 生き生きと感じられるだろう、なんて、思っていた。 古書店で売られている古地図は、 とてもとても手が出るようなものではなく、 ネットに掲載されている絵図をダウンロードして、 印刷し、楽しんでいる。 清七たちが作る切り絵図、手に取って眺めてみたい。 主人公の清七はもともと、勘定組頭、長谷半左衛門の 次男、清七郎として長谷家に住んでいたが、 半左衛門が女中に産ませた妾腹の子で、 長谷家の奥方から苛め抜かれ、下士同然の扱いを 受けていた。 そして、ついに、我慢の限界を超えた清七は、 長谷家を飛び出し、絵双紙本屋「紀の字屋」の主、 藤兵衛に拾われる。 その後、勘定奉行が関わる不正、殺人など、 もろもろの事件に、紀の字屋で仕事をする仲間、 小平次、与一郎とともに挑んでいく。

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2018/06/06

内容(「BOOK」データベースより) 絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけら...

内容(「BOOK」データベースより) 絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。清新な時代小説書き下ろし新シリーズ。 平成30年6月4日~6日

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2017/09/04

長七郎江戸日記も良かったが、今回の切り絵図屋清七も、面白い。 橋回り同心の平七郎控えも、好きであった。 人生谷あり苦ありで、平々凡々とは、生涯を過ごせないように、小説でも、苦労しながら、育った清七郎が、武士を捨て、絵草子本屋の紀の字屋の清七となる。 3話からなるが、、切り絵...

長七郎江戸日記も良かったが、今回の切り絵図屋清七も、面白い。 橋回り同心の平七郎控えも、好きであった。 人生谷あり苦ありで、平々凡々とは、生涯を過ごせないように、小説でも、苦労しながら、育った清七郎が、武士を捨て、絵草子本屋の紀の字屋の清七となる。 3話からなるが、、切り絵図の製作にかかわっていく清七の姿と、心根は優しいのだが、羽目を外した与一郎と、巾着切りだった小平治の3人が醸し出していく これからの仕事ぶりが、楽しみである。 先日 飯田橋や神田ヘ行って来たばかりであるが、やはり、江戸時代の古地図を見て、散策したいものだと、思った。 そうそう、未届け人秋月伊織事件帖も好きな作品である。

Posted by ブクログ

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