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「できません」と云うな オムロン創業者立石一真 新潮文庫

湯谷昇羊【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/03/28
JAN 9784101344911

「できません」と云うな

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商品レビュー

4

13件のお客様レビュー

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2014/09/01

『「できません」と云うな』は、オムロン創業者である立石一真の言葉。立石電機の総帥として名前は聞いてゐましたが、かくもスゴイ人物であるとは、本書を読むまで知りませんでした。 「ズボン・プレス」に始まり、無接点スイッチ、マイクロスイッチ、電子信号機、自動食券販売機、駅の自動改札システ...

『「できません」と云うな』は、オムロン創業者である立石一真の言葉。立石電機の総帥として名前は聞いてゐましたが、かくもスゴイ人物であるとは、本書を読むまで知りませんでした。 「ズボン・プレス」に始まり、無接点スイッチ、マイクロスイッチ、電子信号機、自動食券販売機、駅の自動改札システム、電動義手、電子医療機器...大手でもまだやらなかつた事業を、まだ中小メーカーだつた立石電機が次々と実現してゆくさまは、感動すら覚えるのであります。 立石一真は、会社の利益を第一に考へなかつた。社会に貢献できる企業を目指したのであります。言うは易いが、中中難しい。大企業となつた会社が、利益を社会へ還元するといふケースと違ひます。倒産の危機も迎へるほどの中小メーカー時代からそれを実行してゐるのですから。 ゆゑに、どんな注文も断らなかつた。大手企業もまだ出来ないものでも、非常識なほど短い納期でも、まづは「やつてみませう」とばかりに引き受ける。お陰で技術陣は大変だつたらうが、その分鍛へられたことでせう。 松下幸之助や本田宗一郎に匹敵する技術系経営者と言はれますが、本書を読めばそれがすんなりと納得できるでせう。立石一真の生き方を多くの人に知らせたいといふ著者の望みを十二分に叶へる一冊と申せませう。 ぢや、さよなら。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-254.html

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2014/08/18

以前カンブリア宮殿でオムロンの特集を見てからずっと気になっていた創業者立石一真氏の半生を書いた一冊。 より良い社会を作るという社憲を作った氏のベンチャー精神は並外れてたものがあり、卓越した先見性もさすがだと感じました。まだ、ATMが普及した時代にキャッシュレスの構想を抱いていた...

以前カンブリア宮殿でオムロンの特集を見てからずっと気になっていた創業者立石一真氏の半生を書いた一冊。 より良い社会を作るという社憲を作った氏のベンチャー精神は並外れてたものがあり、卓越した先見性もさすがだと感じました。まだ、ATMが普及した時代にキャッシュレスの構想を抱いていたことには驚きました。 交通管制システムや自動改札など今の生活にとってなくてはならないシステムを開発するだけでなく、障害者雇用にも積極的に取り組まれた姿勢も日本を代表する経営者といって間違いないと感じました。 ドラッカーや大前研一氏といった著名な経済人とも交流が深く、氏自身も色々な経済団体で活動されていました。 本当に生活が一変するための経営に対する姿勢や考えが本書を読んで氏から学べた一冊でした。

Posted by ブクログ

2014/01/31

ドラッカーも絶賛した日本人経営者・オムロン創業者立石一真の一代記。 社長が「できませんと言うな」と叱咤激励を飛ばし、社員を引っ張っていく話かと思えば、社員全体で「出来ないことはない」という気持ちになり困難をどんどん越えていくと言うチーム作りが凄い。 時代も違うとは思うが、「休...

ドラッカーも絶賛した日本人経営者・オムロン創業者立石一真の一代記。 社長が「できませんと言うな」と叱咤激励を飛ばし、社員を引っ張っていく話かと思えば、社員全体で「出来ないことはない」という気持ちになり困難をどんどん越えていくと言うチーム作りが凄い。 時代も違うとは思うが、「休日返上は当たり前、時間外など気ににたことがない、休日返上して研究や開発に明け暮れた。責任を持たされ、大きな仕事を任されているだけにやりがいもあったし、面白かった。」 というエピソードに昭和初期の日本を良くしていくエネルギーを感じ、また最近の「大物居ない論」も頭によぎる。現代では、悪い物を排除するため、規制・コンプライアンスなどで自由度が無くなり、結果突出した人物も出にくいのではと。価値観の多様化も現代人が迷い、ブレ易い一因か。 以下覚えておきたい点 驚いたエピソード。開発担当者に向かって「国鉄さんに『それなら立石にあるから見においで下さい』と言ってきた。三日後には見に来るから、頼むで」「そんな機会どこにありますんや」三日で完成させろと言う意味だった。当時の立石電機は、研究陣も販売陣も怖いものなしで、顧客からなにか要望があれば「それならできます」と引き受け、すぐに開発指令をだした。 立石電機が開発した鉄道駅の自動改札システムは、世界中で利用されているインフラとなり、人類社会に貢献したことが認められた。 一真は立石電機の技術を健康にも生かしたいと考え「現代人の最大の悩みである『不治の病気』を治す機械と施設の製造販売をやる。我々がこの新しい仕事に成功することは、最大の社会奉仕であり、またこれをなしうる実力を、経験と技術と資本の蓄積で持っていると信じる」と健康工学に乗り出していく。 「最もよく人を幸福にする人が、最もよく幸福になる」

Posted by ブクログ

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