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ハートの問題 ディアプラス文庫

一穂ミチ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2011/03/10
JAN 9784403522710

ハートの問題

¥220

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2017/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

騒音トラブルに巻き込まれたことをきっかけに始まるご近所ロマンス。 一穂作品は女性が魅力的でかつ、元彼女を決して悪く言わないところが心地よいですね。本当の優しさをちゃんと持っている健やかな男の子が人を好きになって相手に向き合っていく過程を見られるというか。 コンプレックスを抱える要にグイグイ迫っていくキラッキラのサンの底抜けの明るさはまさしく太陽のごとく。悩みのない子を書こうとしたらアホの子になった、というのもまぁなんとも微笑ましくて良きかな。「楽しいBL」としてするするグングン読めるこの安心感は変えがたい。 底抜けに明るく、出会いや経験を経て前向きに生きていこうとするところが見れるのはなんというか微笑ましくてうれしい。 口絵に女性がいるぞー? と思ったところ、後半パートは姉のつぐちゃん、社長のしょう子さんにスポットが。 いろんな優しいラブが詰まっていて楽しくて優しくて穏やかでキュンとしました。ほっとするよいお話、を読めるのも一穂さんならでは。「家族」のドラマありきの良いお話が多いなと感じるのはルチルレーベルのカラーなんですかね。

Posted by ブクログ

2016/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一穂さんの小説の、女性キャラをメインカップルの片方にきゃーきゃー騒ぐモブもしくは嫌な感じの当て馬としてだけで描かないところ、 そして恋愛するとちゃんとその恋愛が仕事なり人格なり、主人公にプラスに働くところが好きです。 ヨウが見た目が派手な元カノのことを「でも俺は好きだった」と振り返るし、恋愛感情はなくなっても嫌いになってないところが良いなあ、と。 しょう子さんにしろ、つぐみにしろ、主人公カップルの恋愛以外にも色んな物語を書くことによって、お話全体が広がる気がします。口絵が主人公カップルとしょう子さんとつぐみの四人なのも良いですね。 みんな幸せに生きているところがいいです。 主人公カップルに焦点を当てているのが前半だけでBLとしてはちょっと物足りないけど、でも物語としては楽しめました。

Posted by ブクログ

2013/09/03

ここにきていきなり『こなれた』感じを受けたのはなぜだろう。。。かなりライトテイストだけど軽くはない。

Posted by ブクログ

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