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METRO 2033(下)

ドミトリーグルホフスキー【作】, 小賀明子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2011/02/02
JAN 9784093567121

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商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2022/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アルチョムの母とスホイに対する想いには涙が溢れました。 エンディングは基本的にゲームの2033と同じですが、ラストライトの要素も含まれています。 あとがきに書かれていたバットエンディングより、本作のエンディングのほうが心に刺さるものがあります。 途中に少し中だるみした感じがしましたが最後まで読みきると、過ちを繰り返す人々を描くのにどれも重要で、無駄のない内容だったと感じました。 続編がどうなるか凄く気になるので、続編の日本語訳を出版社さんお願いします!

Posted by ブクログ

2020/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 電車で読み終わって、家に帰った後、ウッ...と泣いた。 大体はアルチョムが[地下都市]にたどり着いてからの話。 あとがきにある地下都市前で命を落とすっていうエンディングは大概だけど、こっちのエンディングも大概だ...。そのこともあって下巻の方は少し蛇足感がある印象で星4つだけど、お話としてはも〜〜5つ付けまくり。 これまでアルチョムが感じてきたこと、体験してきたこと全てが最後の[黒き者]のシーンに集約されていく。快感と絶望感やべ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 アルチョムはドロンのような気持ちになったのでは、と思うけど、少し質の違う絶望の気もする。これからどう生きていくんだろうか。 メリニクと隊員たちと歌うところと、博覧会駅に帰ってきたシーンがグッときた。

Posted by ブクログ

2019/03/31

終末戦争から十数年後の2033年、生き残った人類はモスクワの地下鉄(メトロ)に逃げ込み、細々と生活していた。 放射能で突然変異した生き物からの侵入や自治国化した駅同士の小競り合い、人種やイデオロギーの対立など、人間の悪い部分を集めて煮込んだ闇鍋のような世界になっている。 主人公...

終末戦争から十数年後の2033年、生き残った人類はモスクワの地下鉄(メトロ)に逃げ込み、細々と生活していた。 放射能で突然変異した生き物からの侵入や自治国化した駅同士の小競り合い、人種やイデオロギーの対立など、人間の悪い部分を集めて煮込んだ闇鍋のような世界になっている。 主人公アルチョムは自分が育った故郷(駅)が「黒い者(チョヌルイ)」と呼ばれる化け物に侵略を受けている。 全身真っ黒で、叫び声により人間を錯乱させ、銃で打ってもなかなか死なないモンスター。 なぜ自分の駅にだけ出現するのか。 どこから来ているのか。 侵入を許せばメトロすべてが黒い者に殺されてしまう。 打開策を見つける使命をに担い、メトロの奥地へ旅立ったアルチョムの冒険。 個人的には「そう来ちゃいます?」という意外な結末でした。 しかし全体を通して見れば、一貫していいて悪くない人間らしい結末だと思います。 いやーしかし路線図見ながら読むの大変!

Posted by ブクログ

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