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やさしいダンテ「神曲」 角川文庫

阿刀田高【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/01/24
JAN 9784041576267

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やさしいダンテ「神曲」

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商品レビュー

3.4

24件のお客様レビュー

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2024/02/04

タイトル通り解説は非常に易しい。しかし元の描写がそもそも難しいので、理解しづらい部分は多々あるかも。 地獄、煉獄、天国と上がるにつれて描写は難解に、情景は想像しづらくなる。煉獄までの案内人ウェルギリウスがダンテの心情を慮り、励ましを投げかけてくれるのに対して、ヒロインであるベアト...

タイトル通り解説は非常に易しい。しかし元の描写がそもそも難しいので、理解しづらい部分は多々あるかも。 地獄、煉獄、天国と上がるにつれて描写は難解に、情景は想像しづらくなる。煉獄までの案内人ウェルギリウスがダンテの心情を慮り、励ましを投げかけてくれるのに対して、ヒロインであるベアトリーチェは雄弁だが厳しい。普通逆では? 私が死んだらこの世界ではリンボかな〜と思ったりもする。

Posted by ブクログ

2023/03/19

いつかは読んでみたいダンテの神曲。 そうは思っていてもなかなか手が出せないうちの一冊。 久しぶりに阿刀田先生のお力を借りて読んだ気になってみました。 相変わらず面白い教授の講義を受けた気分になれて知的好奇心が満たされます。 ただ、氏もおっしゃってるように「21世紀の日本人にはきつ...

いつかは読んでみたいダンテの神曲。 そうは思っていてもなかなか手が出せないうちの一冊。 久しぶりに阿刀田先生のお力を借りて読んだ気になってみました。 相変わらず面白い教授の講義を受けた気分になれて知的好奇心が満たされます。 ただ、氏もおっしゃってるように「21世紀の日本人にはきつい」部分が多いようですね。 特に天国篇は退屈レベル。中世なりに神=宇宙の本質を突いてる部分もあるけど大半はキリスト教ありきのこじつけ論法。 原書を読むなら地獄篇だけかなぁ。でも多分読まないな…そんな気分になるほど本書はよくまとめられてると思います。

Posted by ブクログ

2023/01/31

相変わらず阿刀田さんの教養書シリーズにハズレはない。ダンテの神曲、こんなにも古典的で分かりにくいものを瑞々しく現代口語で伝えてくれた。地獄、煉獄、天国。ダンテは三つの世界をギリシャ・ローマ神話の登場人物たちや、全然関係ない、かつてダンテが惚れしていた女の子ベアトリーチェの案内によ...

相変わらず阿刀田さんの教養書シリーズにハズレはない。ダンテの神曲、こんなにも古典的で分かりにくいものを瑞々しく現代口語で伝えてくれた。地獄、煉獄、天国。ダンテは三つの世界をギリシャ・ローマ神話の登場人物たちや、全然関係ない、かつてダンテが惚れしていた女の子ベアトリーチェの案内によって見て回ることができた。地獄ではキリストの教えに反して最善悪行を積んだ王や神も含めるさまざまな人々がマグマのコンクリートみたいなところに入れられて、ゴブリンみたいなやつらに棒でつつかれていた。怖え。ゴブリン同士の仲間割れみたいなのもみつつ、怯えながら進んでいくと今度は煉獄に辿り着く。そこは静かな離島のようなところ。人は死ぬとまずここに着いて、自分の生きた年数彷徨うことになる。そして、悪行とまではいかないけど良いこともしてこなかった人はここでずっと迷子。時間の感覚を理解できるのは生者だけの特権らしい。そして最後に天国へ。いく層かに分かれていて進めば進むほど光り輝いてまぶしくて見えなくなっていく。マリア、アダムとイヴ、パウロなどなど聖書にでてくる錚々たるメンバーかここに鎮座している。ベアトリーチェもここで光り輝いた。すげー!という、そんな厳かなファンタジー小説だった。宗教学だけでなく、一般ピーポーにとってもこれほど面白い話が、ここまで格式高く聖書に次ぐ教養書のようになっているのもすごく面白い。というか聖書にしてもそうだが、宗教は広める為にある訳だから面白いに越したことはないんだろう。古典的な状態のまま現代まで伝わっているから、現代人にとって読みにくい部分が多いけど、こうして阿刀田さんに解説してもらえると、素晴らしく面白い世界を散歩できた気分だ。やっぱり難しいんだろうけれど、原文にもそのうち挑戦したい。

Posted by ブクログ

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