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きまぐれ砂絵 かげろう砂絵 なめくじ長屋捕物さわぎ 三 光文社庫

都筑道夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/12/08
JAN 9784334748944

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2021/04/25

カタカナ語の漢字表記や、カタカナ表記の人名など独特の表現の時代推理小説。 著者のあとがきにもあるように、落語を題材に書かれた捕物帳だが主人公は岡っ引きでも同心でもなく、センセーと呼ばれる砂絵師が探偵役で手下は同じ長屋に住む、特異なアウトローたちという設定。

Posted by ブクログ

2013/11/25

『なめくじ長屋』シリーズの5、6巻の合本。全篇が落語ネタという『きまぐれ砂絵』の趣向が個人的にツボ。謎解きもさることながら四季折々の江戸の風物が愉しい。お気に入りは、次いで『』野ざらし」、「夢金」、「酒中花」かな。

Posted by ブクログ

2013/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ3巻。ついに折り返しだ。きまぐれ砂絵はこれまでの7編を破って6編しかない、と思ったら全部落語のタイトルだそうで、創刊の時は“なめくじ長屋とりもの落語”の副題だったそうだ。解説も面白かった。作者による“推理作家の出来るまで下巻”からの再録だそうだ。自伝的なものかしらん。本当、江戸時代のことを全く知らない世代に読ませるんだから大変だろう。当時より半世紀以上も経った今ならなおさら。しかし一家心中とか、お家のために死ぬとか、平和な江戸時代と言われているけど、結構世知辛いよな、と思う。家の評判を守るために娘を殺すって。でも今だった親族間殺人は多いんだもんな。虐待もあるし。人間のやることは一緒なのか。

Posted by ブクログ

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