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アレクサンドリア
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アレクサンドリア
¥935
在庫なし
商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
今から100年近く前に書かれた本でありながら、街の輝きを現代に蘇らせるような躍動感のある文体で、引き込まれるように読んだ。 特に、アレキサンダー大王から始まってプトレマイオス朝誕生からクレオパトラの死による終焉、図書館を中心に成熟する神と人間の関係を考え抜いた哲学、後のキリスト教...
今から100年近く前に書かれた本でありながら、街の輝きを現代に蘇らせるような躍動感のある文体で、引き込まれるように読んだ。 特に、アレキサンダー大王から始まってプトレマイオス朝誕生からクレオパトラの死による終焉、図書館を中心に成熟する神と人間の関係を考え抜いた哲学、後のキリスト教団誕生、イスラム教の支配、植民地化…。 著者がイギリス人なので、イスラムからの視点は弱いけれど、街自体が人間のように生き生きと輝いている様が分かる本でした。 アレキサンドリアに行きたくなります。
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●ちと物足りない内容だったように思う。しかし、各時代におけるアレクサンドリアの様子を描いており、概観は理解しやすいかも。
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"アレクサンドリア"、都市の歴史としては約2000年におよび、 その名が示すとおりにマケドニアのアレクサンダー大王が造った街です。 個人的には、伝説的な図書館があった街とのイメージを持っていますが、 2000年もの時の積み重ねはさすがに、重みがありますね。 ...
"アレクサンドリア"、都市の歴史としては約2000年におよび、 その名が示すとおりにマケドニアのアレクサンダー大王が造った街です。 個人的には、伝説的な図書館があった街とのイメージを持っていますが、 2000年もの時の積み重ねはさすがに、重みがありますね。 本書はそんな2000年の流れを手軽に俯瞰できる一冊になっています。 エジプト王朝からローマ帝国、トルコ時代、そしてナポレオン、 都市を軸にして地中海の歴史を追っていくのは、ちょっとした旅行気分でした。 著者のバックグラウンドはキリスト教的な価値観があり、随所でもそれが感じられますが、 決してそれに固執することなく、客観的な記述になっていると思います。 また一つ、いつか行ってみたい場所が増えました。
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