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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/10/14 |
JAN | 9784062767767 |
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商品レビュー
4
64件のお客様レビュー
たぶん誰かの本で紹介されてて、随分前から読みたい本リストに入っていた本。 最近、『姥ざかり』シリーズを読んで田辺聖子さんの本で他にも読みたいのがあったはず…と思い出したので。 最初は、乃里子にも剛にも好感をもてなくて、これはあまり好きでないジャンルかも…と思っていたけど、いつの...
たぶん誰かの本で紹介されてて、随分前から読みたい本リストに入っていた本。 最近、『姥ざかり』シリーズを読んで田辺聖子さんの本で他にも読みたいのがあったはず…と思い出したので。 最初は、乃里子にも剛にも好感をもてなくて、これはあまり好きでないジャンルかも…と思っていたけど、いつの間にか乃里子に感情移入してしまっていて、後半は一気に読んだ。 なんか、悲しいくらいに共感してしまう部分がちらほらとあって、一緒に虚しくなる場面も。 中杉さんは好き。 続編の『苺をつぶしながら』は、気になるような、でも読むのがちょっと怖いような。
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あまりにも生々しく、あとがきの筆者の言葉を借りれば苦瓜のような後味が残る小説。 剛との生活の中で少しずつ自分を削り取られてすっかり空っぽになってしまった乃里子が自分を取り戻す為にした決断にエールを送りたい。
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- ネタバレ
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この人は恋愛における細かい想いの変化を表すのが本当にうまい。 この人しか考えられないしどんなことでも愛せる、から、もう無理なんだろうな、となるところまでを一冊で書き切れるのがすごいと思った。 愛しいと思っていたことが全部だるくなるのも。 田辺聖子の本の中でいちばん好きな作品かもしれない。 あと、この男が結構亭主関白というか束縛系というか前時代的だった。まあ、ちょっと昔の本だからな。 「好きやったわ。とても、たのしかったし。何もかも好きでたまらないくらい。たのしかったわ、三年間 どうしてこんなことになったのか、わからないけど。もう前みたいにできない」 「ここにいてくれ。乃里ちゃんのしたいようにするから」 「ああ、そうしたいわ。とても」 この辺が恋愛の最後をすごく上手く描いてると思う。
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