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歌うクジラ(下)

村上龍【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/10/25
JAN 9784062165969

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商品レビュー

3.4

87件のお客様レビュー

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2022/09/11

読みにくい。 頑張って読んでいるとラスト40ページ程で読者のライフゲージを根こそぎもっていくような展開にしてくれる。

Posted by ブクログ

2017/12/18

ディストピア小説。平野啓一郎「ドーン」と同じく中間小説的でもあった。(いい意味で中間小説的)社会の意識、感覚的なことを扱っていて、読み比べすると面白いかもしれない。後半は一気に読ませる。自分は自分でいることができるだろうか。生きるとか生きる意味とか、いろいろと問われた気のする作品...

ディストピア小説。平野啓一郎「ドーン」と同じく中間小説的でもあった。(いい意味で中間小説的)社会の意識、感覚的なことを扱っていて、読み比べすると面白いかもしれない。後半は一気に読ませる。自分は自分でいることができるだろうか。生きるとか生きる意味とか、いろいろと問われた気のする作品だったと思う。面白かった。

Posted by ブクログ

2016/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 不老不死の遺伝子を発見した人類は、この遺伝子を注入する人間を選別し、反対に犯罪者には寿命を短くする措置を行った。そして、最下層から最上層という格差を生み、羨望の機会を封じるために階層間の情報を遮断した。  極端な格差社会が進み、荒廃した22世紀の日本を、15歳の主人公・タナカアキラは旅をする。父が残した遺言に従って。突然変異により毒性の体液を持つクチチュのサブロウさん、移民反乱軍の子孫たち、サルとヒトとの混血のネギダールという女、最上層の身分であるサツキなどに助けられ、目的を果たすも、すべては支配者であるヨシマツの陰謀だった。  非常に読み進めにくい文章、グロい不快な表現は、わたしに何度も本を閉じさせた。頭の良くないわたしには、完全にこの物語を理解すること、一字一句追うこと(何せ表現がくどい!)、情景を想像することは不可能だと諦めながら読むしかなかったが、それでもぼうっと浮かび上がる芯の部分はわたしの中に残る。  主人公が最後に行き着いた、人が自分を憎まないためには、憎むのを中断する手段が必要だ、というのは的確だと思う。そのために仕事があり、家庭があり、社会があり、出会いがある。  現在危惧されている高齢化社会、そして移民の受け入れ問題。実際、コンビニの店員ではリーさんとかヒャンさん的な名札をつけた人が増え、安価な労働力を国外から求めている実感がわたしにすらある。今後大きく舵をきり誤れば、こんな未来が待っていてもおかしくないと思わせるのに十分なほど、綿密に練られた物語。日本人が日本人であるというだけで、豊かで幸せな生活が送れるなんて幻想かもしれない。  この物語は、現代の日本が抱える社会問題への壮大な皮肉だ。ここまでの想像力、構築力は並大抵のものではなく、「村上龍天才かよ」とおもった。

Posted by ブクログ

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