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暗殺者の森

逢坂剛【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/09/29
JAN 9784062164511

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2012/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 北都、ヴァージニアがドイツから何度も無事に脱出してくるのはちょっとご都合主義すぎないか。  イベリアシリーズは1冊で1年、6部作のはずだったからこれで完結のはずだが・・・。日本の敗戦まで残り3ヶ月、当然、欧州での日本海軍を中心とする終戦工作に関わる北都の活躍が描かれるのだろう(カナリス提督生存の謎もあることだし)。さらに、キム・フィルビーの暗躍を思えば戦後編も期待してしまう。

Posted by ブクログ

2011/04/11

イベリアシリーズの最新作は、前作の中だるみした雰囲気を一掃する緊迫感のあふれる展開で、分厚い本でも一気に読ませました。

Posted by ブクログ

2011/03/15

スペインとペルーの二重国籍をもつ日本陸軍参謀本部将校の北都昭平、イギリス秘密情報部MI6に勤めるヴァジニア・クレイトン、元ドイツ国防軍情報部長官カナリス提督、日本の聯盟通信ベルリン支局長尾形正義。これらをレギュラーメンバーにした第二次大戦中の国際冒険小説。物語の中心になるのは19...

スペインとペルーの二重国籍をもつ日本陸軍参謀本部将校の北都昭平、イギリス秘密情報部MI6に勤めるヴァジニア・クレイトン、元ドイツ国防軍情報部長官カナリス提督、日本の聯盟通信ベルリン支局長尾形正義。これらをレギュラーメンバーにした第二次大戦中の国際冒険小説。物語の中心になるのは1944年のヒトラー暗殺計画。トム・クルーズ主演で映画化された「ワルキューレ」はあまりに杜撰な作戦で「なんだかなぁ」な映画だった印象で、それを逢坂さんがどう描くかと思ったのですが、ヒトラー暗殺とワルキューレ作戦によるクーデターは、史実そのものが杜撰だったらしく「やっぱ失敗するよな」って作戦。物語の中核は反ヒトラー派ではあったがヒトラー暗殺には否定的だったカナリス提督がゲシュタポに捕らえられ、時を同じくマドリッドでヴァジニアが拉致されそうになるところを北都が救い出してゲシュタポの手に落ちるというこちらの物語。007のテーマが聴こえる様な緊迫の連続。果たして提督は、北都は助かるのか。物語は1945年5月でエピローグへ。あと一作、終戦を描くのかな?

Posted by ブクログ

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