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白檀の刑(上) 中公文庫

莫言【著】, 吉田富夫【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2010/09/21
JAN 9784122053663

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商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2021/09/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

初めて読んだ莫言。地方劇を題材としてるから始まりの各章、主要人物がそれぞれの口調で語る口語調で描かれているのか。まるで京劇の舞台のようにそれぞれの角色が舞台に出てきて歌ったり見栄を切ってる姿が浮かんできて凄く懐かしい気持ちになった。文章中使われてる言葉が割と荒っぽいというか直で汚くて、大学の教授が中国文学は半端なく罵語が豊富!って言ってたのを思い出した。罵語にしろ典故にしろ韻文にしろ翻訳めちゃ大変そう。原文はどういう言葉で書かれているんだろう。特に擬音どうなってるんだろう。処刑の描写が想像以上に生々しくえげつなくて、でも凄く惹きつけられて読む手を止められなかった。中国の処刑がやばいという話は色々と聞き及ぶ所だし、そもそも老仏爺からして物凄くエグい事してるんだから何をか言わんやって感じではあるけれど。そこに処刑人がいて、上からまるでお品書きのように発注された刑を職人の如く遂行していることには、この本を読むまでは思い至らなかった。その分、余計に処刑という行為が血肉を持ったというか。ぐぅっと来るものがあった。中国近代文学や元代の戯曲ばかりで列強に蹂躙された後の中国文学をちゃんと読んだことが無かったけどなるほど…と思った。あとがきで吉田氏が書かれている「莫言はこの小説で、人間の修羅を見つめていると言えましょう。」という言葉には凄く得心がいった。とりあえずそんな感じ。

Posted by ブクログ

2020/06/24

実際に読んだのは 2013年頃 一言でいうと、強烈だった。読み終わったあとは、しばらく何も読めなかった。色んな意味で衝撃的だった。 著者の出身地である中国東北部についても、歴史を混ぜながら盛り込まれていて、それだけでも意味していることが伝わってきた。 改めて、むかーし日本で...

実際に読んだのは 2013年頃 一言でいうと、強烈だった。読み終わったあとは、しばらく何も読めなかった。色んな意味で衝撃的だった。 著者の出身地である中国東北部についても、歴史を混ぜながら盛り込まれていて、それだけでも意味していることが伝わってきた。 改めて、むかーし日本でも一時期話題になった映画 赤いこーリャンも原作が莫言だったのね。

Posted by ブクログ

2019/01/12

詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1552.html 2012年ノーベル文学賞は、中国の莫言氏。 以前読んだ 「 転生夢現」も すごく面白かった! ・...

詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1552.html 2012年ノーベル文学賞は、中国の莫言氏。 以前読んだ 「 転生夢現」も すごく面白かった! ・ 『転生夢現』 上 2008/5/23 読了 ・ 『転生夢現』 下 2008/8/05 読了 この本も、パワフルで日本や西欧とは全く違う中国の民衆の生き様が、飾り気なく語られている。 登場人物は、ふつうの庶民のようで実は、とてつもない個性的な人々。 飾らぬ語り口が、読み手をグイグイ惹きつける。 わかり易い文章には、生活臭がプンプン。  普通ならうんざりしてきそうな話が、構成の巧さ、思想やらで品格さえ感じる。 2012/10/11 予約  11/27 借りる。11/28 読み始める。 内容と著者は 内容 : 清朝末期の山東省。鉄道を建設しようとしていたドイツ人技師に妻を陵辱されそうになった孫丙は、技師を殺害。 報復のためドイツ提督は中国人を大量虐殺。その背後には袁世凱がいた…。 第1回鼎鈞文学賞受賞作品。 著者 : 莫言 1955年中国山東省生まれ。76年に人民解放軍に入隊。 85年「透明な赤蕪」でデビュー。「白檀の刑」で第1回鼎鈞文学賞を受賞。 著書に「赤いコーリャン」など。 2012年ノーベル文学賞受賞

Posted by ブクログ

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