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緑の家(上)
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緑の家(上)
¥220
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商品レビュー
4
33件のお客様レビュー
交通手段として主に川を船で移動する。その先々で色々な人物が出てくる。と同時に下流の街での少年グループの徘徊の様子が入る。とくにそれぞれ両方の土地に居る女性を上手く書いている。時間のズレと場所のズレが、絡み繋がりゆくのだ。運命の変転や、若さゆえの喜びや悲しみ怒りがある。滑稽さもあり...
交通手段として主に川を船で移動する。その先々で色々な人物が出てくる。と同時に下流の街での少年グループの徘徊の様子が入る。とくにそれぞれ両方の土地に居る女性を上手く書いている。時間のズレと場所のズレが、絡み繋がりゆくのだ。運命の変転や、若さゆえの喜びや悲しみ怒りがある。滑稽さもあり人間の行動の不可思議さを味わえる。音楽と酒場の話。どこか行っている間に変わりゆく。
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冒頭から何やら不穏な感じとスピード感。これは面白そう!と。 背中をグイグイ押されるように強引に読まされてる感じ。疲れるけれどもやめられない。とにかくこの上巻は人の名前把握するのに必死
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バラバラにされた断片で構成された物語。 ただでさえ複雑な時系列にくわえて、回想シーンがおもむろに挿入される、あだ名と名前が混ぜこぜになっている、嘘つきな登場人物がいる、など、初見にはかなり読みづらい作品だと思う。 読み進めるうちに、それぞれの物語の繋がりや時系列がわかり始めると...
バラバラにされた断片で構成された物語。 ただでさえ複雑な時系列にくわえて、回想シーンがおもむろに挿入される、あだ名と名前が混ぜこぜになっている、嘘つきな登場人物がいる、など、初見にはかなり読みづらい作品だと思う。 読み進めるうちに、それぞれの物語の繋がりや時系列がわかり始めると、徐々に面白さのエンジンがかかってくるので、しばらく諦めずに読んでもらいたい。
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