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木をうえるスサノオ
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木をうえるスサノオ
¥220
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
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ひげもじゃの神様スサノオは、船でやって来た。山に木がないのをさびしがって、山の神に頼んで、木を植えることにした。そのやり方とは、体中の毛を抜いて、思いっきり吹き付けたら毛が木になるというもの。山はみるみるうちに木でいっぱいになったが、嵐がくると、木の子どもはみんな倒れてしまった。スサノオは弱い木の子どもを1本1本植え直してやり、人間にも木を育てられるようにしてやった。 今は和歌山、その昔は紀国(きのくに)でのお話。
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木を育て、山を育てるのは、気長で、地道な作業。 神様の力を使えば、それでもあっという間に立派な山を作ることはできるのだろうけど、それでは人が育たない。 山を守る人が。 日本の山は、常に人とともにあったんだなというのが、こんな話からもわかる気がします。
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