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先生とわたし 新潮文庫

四方田犬彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/06/28
JAN 9784101343723

先生とわたし

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商品レビュー

3.9

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2023/07/27

天才英文学者(由良君美)との稀有な出会いと不幸な別れとを、由良の死後17年を経て振り返る。 1970年の東大駒場の雰囲気がイキイキと甦るセンチメンタル•ジャーニー。 英文学が知的最先端の学として論壇を引っ張っていた時代が確かにあったのだ。 「ノンセンス大全」を著し、アリスを通じて...

天才英文学者(由良君美)との稀有な出会いと不幸な別れとを、由良の死後17年を経て振り返る。 1970年の東大駒場の雰囲気がイキイキと甦るセンチメンタル•ジャーニー。 英文学が知的最先端の学として論壇を引っ張っていた時代が確かにあったのだ。 「ノンセンス大全」を著し、アリスを通じて現代思想に切り込んだ高橋康也と、本書の主役たる伝説の由良君美に英語を習っていたというのは貴重な体験だった。 尤も、四方田が悲しそうに書いているように、由良はおかしくなり始めていて、由良の誤訳を指摘したところ激怒されたことを思い出した。 四方田と同じ由良門下生の高山宏「学魔降誕」も併せて読むと一層面白い。 共に英文学華やかなりし頃へのセンチメンタル•ジャーニー。

Posted by ブクログ

2019/01/07

師である英文学者 由良君美への評伝的評論 故人の師をそれより一般に名声高い弟子が論ずることに自覚的に師弟関係の一般論も含めて細緻丁寧な一冊 門外漢にはあかでみっくなブンガク者の生態を眺めるだけで面白い

Posted by ブクログ

2014/09/20

【本の内容】 幸福だった師弟関係は、なぜ悲劇に終ったのか? 伝説の知性・由良君美が東大駒場で開いたゼミに参加した著者は、その学問への情熱に魅了される。 そして厚い信任を得、やがて連載の代筆をするまでになる。 至福の師弟関係はしかし、やがて悲劇の色彩を帯び始める…。 「教育...

【本の内容】 幸福だった師弟関係は、なぜ悲劇に終ったのか? 伝説の知性・由良君美が東大駒場で開いたゼミに参加した著者は、その学問への情熱に魅了される。 そして厚い信任を得、やがて連載の代筆をするまでになる。 至福の師弟関係はしかし、やがて悲劇の色彩を帯び始める…。 「教育」という営み、そして「師弟」という人間関係の根源を十数年の時を経て検証する、恩師への思い溢れる評論。 [ 目次 ] 第1章 メフィストフェレス 第2章 ファウスト 第3章 出自と残滓 第4章 ヨブ 間奏曲 第5章 ウェルギリウス [ POP ] 師は、優秀な弟子を誇りに思うと同時に嫉妬しているものだ。 大学2年のときから約11年間、英文学の雄、由良君美に教えを請うた著者は、50歳代になり、ようやくその事実を受け入れられるようになった。 〈師とは過ちを犯しやすいものである。スタイナーのこの言葉が耳元から離れない〉。 師との決別の真相、師への哀惜の念を語る。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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