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空の名前
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空の名前
¥220
在庫なし
商品レビュー
2.7
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昭和の大阪で、小学生の小さな冒険。 小3の真の母が入院してしまい 寡黙な父と水商売のおばさんとの生活がはじまった。 母の病状の詳細を知らされないまま、 学校でからかってくる名取に、風変わりな女子の双葉と抜けだした夜の出来事。 肥満児のママっ子真、家族の不仲故に万引きをした双葉、住職さんの優しさ、子どもだからという理由で真実を知らされないままだった理不尽さ。 古き良き昭和と懐かしむ時代だけど、本当は 世間が決めた幸せの定義に、誰もが乗っかろうとどこか無理をしているところも、正直あった、らしい。 肥満児でどんくさくて甘ったれの真の優しさを徐々に感じた。 双葉さんの詳細をもっと具体的に書いたほうが印象に残る気がした)^o^(
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小学3年生のひと夏の話と知り、読み始めました。 お住持さんの言葉、良かったなあ・・ 「難儀な時ほど、素直な心で見ることが肝心やで。」 「もしも、あした見る空が知らない色だらけでも..... 前に見える景色をそのままこの目に映せばいいんだ。」 まだまだ、心に響く言葉あったね・・
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小学生のすこしおデブな男の子と、その家族、 友達の女の子の、一夏の切ない物語。 大人が思っている程、子供は単純じゃないんだ。 色んな事を、胸に秘めているんだ。 登場人物の住職のおじいさんが、 優しく子供を見守る目線が、特に良かった。
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