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眩暈を愛して夢を見よ 角川文庫

小川勝己【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/04/23
JAN 9784043706044

眩暈を愛して夢を見よ

¥660

商品レビュー

3

13件のお客様レビュー

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2020/07/03

希書って言うから期待していたんですけれどもねぇ…まあ、確かに希書と言えなくもないですが…物語が破綻しているとしか思えないんですねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 書いている間に色々と収拾がつかなくなったんじゃないですかね…前半はうだつの上がらない若者の青春ミステリ、み...

希書って言うから期待していたんですけれどもねぇ…まあ、確かに希書と言えなくもないですが…物語が破綻しているとしか思えないんですねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 書いている間に色々と収拾がつかなくなったんじゃないですかね…前半はうだつの上がらない若者の青春ミステリ、みたいな感じで好きだったんですけれども、後半に行くに従って意味不明な展開に…ラストもよく分からん、奇想?的な終わり方したしまあ、駄作(!)ですわね…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー でも、著者の今の世の中に対する感情というか、感覚と言うか…今の世の中をどう感じているか、といった主張が垣間見えたのは良かったですね…。 そうですよねぇ…今の世の中をリアルに、現実味のあるものとして感じられている幸せな連中は果たして何人いるのか…そう思いますよねぇ! まあ、この本が出たのは2001年くらいなので結構な昔なんですけれどもね…そうした世の中に対する非・現実感みたいなものは現代にも共通しているものと思いましたね…さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2018/10/29

『匣の中の失落』のような酩酊感、まさかの某有名作のアレが飛び出したり、後半パートでは脳がぐちゃぐちゃになりながらも、美しいロジックを見せられたような錯覚が… 答えがあるのだとしたら、辿りついている自信はないのだが 。なんだ奇書か。AV業界出てくるし万人に薦めにくいぞこれ笑 作中...

『匣の中の失落』のような酩酊感、まさかの某有名作のアレが飛び出したり、後半パートでは脳がぐちゃぐちゃになりながらも、美しいロジックを見せられたような錯覚が… 答えがあるのだとしたら、辿りついている自信はないのだが 。なんだ奇書か。AV業界出てくるし万人に薦めにくいぞこれ笑 作中作の強烈な批評には頭を抱えてしまうし、メタミステリ的な構造にもハテナだし、エピローグの頃には気持ち悪くなっています。ただなんだこの解放感と清々しさは… 傑作といっていいと思います。 私が勝手に決めつけていた奇書に求める定義が、大きく覆された作品。 「偶然」や「読者に委ねる」とはまた違う角度から鬼畜に切り込んでくる作者にやられた。 オススメマラソンその⑪ らきさんから紹介してもらいました。

Posted by ブクログ

2017/08/01

平成の奇書。第一部までは先の展開を予想できるくらいには解りやすいのだがそれ以降は最後の1ページまでまさしく眩暈のするような展開と構造。『ドグラ・マグラ』のような夢現の混乱、『虚無への供物』のような現実とフィクションのメタ的接続、『匣の中の失楽』のような構造的幻惑、『夏と冬の奏鳴曲...

平成の奇書。第一部までは先の展開を予想できるくらいには解りやすいのだがそれ以降は最後の1ページまでまさしく眩暈のするような展開と構造。『ドグラ・マグラ』のような夢現の混乱、『虚無への供物』のような現実とフィクションのメタ的接続、『匣の中の失楽』のような構造的幻惑、『夏と冬の奏鳴曲』のような唐突な収束。作中にも出て来るが『ブラッド・ミュージック』を思わせる「侵食」は優美さと同時に頭痛をもたらす。周到で意図的なサンプリングが逆に個性になっており、終始計算された歪みと狂気の演出になっている。衝撃の快作ミステリ。

Posted by ブクログ

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