店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/23(火)~4/28(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2010/04/19 |
JAN | 9784094512021 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/23(火)~4/28(日)
- 書籍
- 文庫
ささみさん@がんばらない(2)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ささみさん@がんばらない(2)
¥110
在庫あり
商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
影響を受けたり与えたりするのが『人間』の世界
引きこもりから脱却し、高校にも通い始める鎖々美さんだが、これまでの悠々自適な生活に変化が訪れ、社会と接することで初めて経験する諸々のこと、特に人付き合いの難しさを痛感することとなる。普通に暮らしている人には何でもないことでも鎖々美さんには驚異となる「影響」について描かれている。し...
引きこもりから脱却し、高校にも通い始める鎖々美さんだが、これまでの悠々自適な生活に変化が訪れ、社会と接することで初めて経験する諸々のこと、特に人付き合いの難しさを痛感することとなる。普通に暮らしている人には何でもないことでも鎖々美さんには驚異となる「影響」について描かれている。しかし、影響を受けたり迷惑がられたりするような、思い通りにいかない局面に負けて押し潰されるばかりではなく、逆に影響を与え、時に人を幸せにもすることを同時に示すのが作者の巧いところ。【第二部 ヤタノカガミ】で描かれた『友達』の件は、作中でつるぎが発したように『青臭い』のかもしれないが、人と人との実に素晴らしい関わり合いだった。迷惑を掛けたり掛けられたり、そして報いたり報われたりするのが友達関係の真髄なのであろう。しかし、ここで胸を熱くさせておきながら、【第一部 ホデリトホヲリ】を経て【第三部 ヨモツヘグリ】で鎖々美さんと月読神社、すなわち、この親子の「その後」を描いて暗澹たる思いを抱かせるのもまた作者の意地悪なところ。普段は正義として扱われることの多い「神々(のような力)を制御する人間」を敵に回す展開に秀逸なものを感じさせながら、しかし、どうしても相対しなければならない存在として出てきてしまうジレンマに何とも言えない憐憫を感じてしまう。言ってしまえば「跡を継がせたい親に拒否する子」なのだが、全く以て恣意的かつ独善的だった“一応のラスボス”に対して、僅かばかりでも親の情愛を見せつつ、鎖々美さんにも思うところのあった“真のラスボス”とのやり取りには胸の詰まるところがあった。特に双方の言い分が、双方の立場において正当なだけに辛い。皮肉にも『神々』に関する事柄がある程度見えてきたので、今後は鎖々美さんの言動とたまの存在が大きく関わってくるような気がする。
DSK
話運びがさすがの上手さ 日本神話材料の料理も手馴れている 内容そのものはライトノベルとして「わりと平均的」でありながら上質 というような感じなのと キャラクタ描写にこびなくくせあるのが好みわかれるところだろうけれど巧み
Posted by
今回はアニメでもそうだったけど、すごくおもしろかった。日本神話を取り入れつつ、日常描写を混ぜながら痛々しいほどの中二展開
Posted by