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三毛猫ホームズの暗黒迷路 光文社文庫

赤川次郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/04/07
JAN 9784334747558

三毛猫ホームズの暗黒迷路

¥110

商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2017/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安定の面白さ。 ーーー 立ち並ぶ工場が次々と倒産し、人々が去ったゴーストタウン。迷路のようなこの町に殺人犯の金山が潜んでいた。片山たちとともに捜査にあたった笹井は、金山と間違えて同僚の若原を撃ってしまう。その現場を金山が見ていた! 笹井は脅され逃亡の手助けを約束させられる。金山は笹井の娘・亜季子にも近付く。何も知らない彼女は、殺人犯に惹かれていくのだったーー。

Posted by ブクログ

2015/12/06

今のところ三毛猫ホームズのシリーズでは一番好き。最後の犯人が殺された後辺りは色々泣けました。私が涙脆いのか三毛猫ホームズのシリーズでは毎度泣いてます。

Posted by ブクログ

2013/11/10

 逃亡中の連続殺人犯を追っている定年間近のベテラン刑事が、手違いで同行していた若手刑事を射殺した現場を殺人犯に見られてしまう場面から物語は始まります。 細い路地がたくさんある迷路のような場所、更に目の前の相手もライトで照らさないと分からないくらい真っ暗な場所・・更に主人公たちが事...

 逃亡中の連続殺人犯を追っている定年間近のベテラン刑事が、手違いで同行していた若手刑事を射殺した現場を殺人犯に見られてしまう場面から物語は始まります。 細い路地がたくさんある迷路のような場所、更に目の前の相手もライトで照らさないと分からないくらい真っ暗な場所・・更に主人公たちが事件の謎を追いかけながらも全く先が見えてこない様子は「暗黒迷路」に迷い込んだ感覚を覚えます。 ただ、個人的に残念だったのが人間関係の描写が薄かったことでしょうか。 主人公が事件と直接関係のない女の子なので、彼女視点から詳しく描写するのは難しいのだとは思いますが、なんとなく物足りない感じ。 事件を契機に変化していったとあるカップルの顛末だけをピックアップしたら面白いかもしれません。作品の趣旨とは異なってきますが・・・ ホームズ、と聞いて(もしかして猫が事件の謎を解いていくのか?)と思ってしまいましたがそんな訳なはなく、毛色がきれいな大人しい三毛猫ちゃんでした。 ただ、要所要所で人々に働きかけ、「解決」への歯車になっているホームズちゃんは、安楽椅子や人前で推理を披露するタイプとは違う、新しいタイプの名探偵なのかもしれません。

Posted by ブクログ

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