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罪と罰の間 リンクスロマンス

綺月陣【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス/幻冬舎
発売年月日 2010/02/28
JAN 9784344818958

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罪と罰の間

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商品レビュー

4.6

7件のお客様レビュー

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2013/11/03

一年ほど前に買って表紙から重い話かと読むのをためらっていた本。本日読破した感想は、まったくそんな話ではなく人間が生きて生活することの大切さとかなんかとっても温かいBLでした。おっさん良かった、堕ちた先がよかった、ということで★おまけの4

Posted by ブクログ

2013/06/09

面白かった〜高島が本来最低オヤジなので彼の今までの生き方のせいで痛い目みてる間に明らかになってくる前半の部分は、なんだこのオヤジー!高島現実にいたらほんとやなやつだなー!とか思って読んでましたけど、後半は三沢に会ってから高島が今までを反省して生きていくのが良かったし高島かわいいな...

面白かった〜高島が本来最低オヤジなので彼の今までの生き方のせいで痛い目みてる間に明らかになってくる前半の部分は、なんだこのオヤジー!高島現実にいたらほんとやなやつだなー!とか思って読んでましたけど、後半は三沢に会ってから高島が今までを反省して生きていくのが良かったし高島かわいいなって思えた。自分に素直なところは高島いいとおもいます。三沢に会えて良かったね!って感じです。

Posted by ブクログ

2012/10/15

自分が「シンプル」って表現する時は、感情や心情の吐露をくどくど書き込み、如何にここへ辿り着いたかを誇張して書いてない、と言う意味。感覚的に書かれているにも関わらず、読み手の理解力を喚起し易い、と言う意味なので、言葉ままの印象の「単純に書かれている」ではなく「簡潔である」って事…2...

自分が「シンプル」って表現する時は、感情や心情の吐露をくどくど書き込み、如何にここへ辿り着いたかを誇張して書いてない、と言う意味。感覚的に書かれているにも関わらず、読み手の理解力を喚起し易い、と言う意味なので、言葉ままの印象の「単純に書かれている」ではなく「簡潔である」って事…25歳イカサマ師、金髪にアンドロイドの様な綺麗な顔を持つ三沢、三沢のポルシェに歩道橋から死を覚悟して飛び降りてきた41歳リストラされ妻子にも三行半食らわされ、社会の底辺まで落ちた男・高島。この二人の男の魂の結びつきが「シンプル」に描いてある作品。読んでいる間、BLと言う事を半ば忘れて読んでた。誰かを愛さなければ自分も愛されないだろうと言う事は重々解っているので、それで生涯独りきりで淋しく死んでもしょうがないなと思ってるが『罪と罰の間』の三沢の、若いのに途轍もない包容力を見せつけられると「誰かを愛するって大事だなぁ」って他人事じゃなく思ってる自分がいた。三沢の人物設定がBLファンタジーの様でそうじゃないとこが大好きだ。三沢≒クラムジー。俺の中でくくりが一緒なんだよなぁ。綺麗で楽天的でなんだか頼もしい。リストラされてずたぼろになった41歳おっさん受け、と言う面から興味を持ったが、いかさま師の三沢がクラムジーに見えてきて仕方ない。彼の美貌を「アンドロイドのような」と言う描写がされているせいもあるんだが、楽天的な性質も似てる!!! いやー、マジで面白すぎて、会社の休憩中も時間忘れそうになった。高島が過去にないがしろにしていた取引先の相手に責められ、過去の自分の愚かさから自然と謝罪をする下りで、Superflyの「愛をこめて花束を」がウォークマンから流れて来て、マジで涙腺緩みそうになった。 CVは誰がいい、とか具体的には浮かばないんだけど、音声化聴きたいなぁ~。三沢は美形だけど「美形声」じゃなくていい気がする。個人的にはエビリティ5の土田大さんの「飄々とした雰囲気」クラスが欲しい。高島は今のBLCD業界とか考えると、順当に帝王とかになりそうだけども、三沢のキャストに対比させて声質決めて欲しい気がする。帝王は間違いなくふつーに高島やっちゃうだろうけど(笑)不遜な男→社会の底辺に落ちて行く男→死を決意した男→再生する男を演じ分けられるのは普通に帝王だろうなぁ… 標準値を遥に越えた美貌・強靭な肉体・底知れない包容力・飄々とした軽口混じりの話し言葉→現在の俺のどツボ。よくよく考えると、自分が高島の様な不遜な人間な気がするから、三沢に強烈に惹かれるという部分は否めない。三沢みたいな懐深い人じゃないと、俺なんぞ…って思う所あり。 やっぱり、私は小説ジャンルでは海外小説が一番好きなので、いわゆるBL然としてるか、と言うよりは文体とか登場人物の関係性の書き方が気になる…と言う点があっての濡れ場の描き方はBL作品似て非なるもので、お話に合わせて書き方を変える作家さんもいるだろうし、お話は変わっても作者特有の言い回しを貫く人もいるだろうけど、初読みでこの作家さんの特徴がどうなのか分からないが、この三沢と高島の「愛し愛される行為」としての濡れ場としての描き方が秀逸だった。行為を執拗に描写することでエロさを加速させる、と言うよりは、二人がどう言う感情を持って相手の体に欲情しているか、と言う部分が書かれている。なんだか知らんが受け体質なので発情している、ではなく、相手の存在、肉体や精神含め、それを視認し感覚で感じとっているから欲情してしまう描写がたまらなかった。おっさんと言えど、受けなので「可愛くあんあん喘ぐ」ではなく、あくまでも41歳のおっさんが思わず感じてしまっている声の描写もある意味でリアルを貫いた感じがした。音声化を激しく希望する!!(笑)

Posted by ブクログ

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