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乾隆帝の幻玉 老北京骨董異聞

劉一達【著】, 多田麻美【訳】

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定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2010/01/25
JAN 9784120040924

乾隆帝の幻玉

¥1,925

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2014/08/23

乾隆帝が愛した玉碗を巡る人々の群像劇。 玉碗の持ち主の宗、その養子家琦、玉碗を欲して止まぬ金の旦那あたりが話の柱になる。 他にも魅力的なキャラクタがわんさか登場して話が進む。 清朝が滅んだのちの老北京の日常、今は忘れられた風習、骨董を活計とする人々の駆け引きや騙し合い、玉に対す...

乾隆帝が愛した玉碗を巡る人々の群像劇。 玉碗の持ち主の宗、その養子家琦、玉碗を欲して止まぬ金の旦那あたりが話の柱になる。 他にも魅力的なキャラクタがわんさか登場して話が進む。 清朝が滅んだのちの老北京の日常、今は忘れられた風習、骨董を活計とする人々の駆け引きや騙し合い、玉に対する情念、何よりも重きを置く義と面子。 愛痛の物語だった。 いい玉って本当に美しいし、そこに素晴らしい腕を持った職人の仕事が乗れば、こんな物語が生まれても不思議ではないと思う。ああ、國立故宮博物院に行きたい…。

Posted by ブクログ

2012/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 さすが中国、数百年程度では「骨董」にならないのか。出てくる登場人物のほぼすべてがアクが強くて面白い。  これを読むと玉を見る目が変わりそう。  予想しないオチだったなぁ……。

Posted by ブクログ

2010/03/30

まだ読んでる途中だけど、こんなおもしろい小説は久しぶりだ。 もうすぐ終わってしまう。ちょっと残念・・・ 読み終わった・・・実におもしろい小説だった。 ラストも余韻たっぷり。 満足。

Posted by ブクログ

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