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商品レビュー
3.9
135件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハンバーガーめっちゃ美味しそう。 後書きにもある通り、力の限りエンタメに全振りした小説で、面白かった!良い意味で心に何も突きつけてこない本なので、筋だけに没頭して読める。 詰め込みすぎなのかやや駆け足だけど、刺激的なキャラとストーリーには合っている。 ボンベロやスキンがどの辺を契機にカナコに惹かれたのか謎である。菊千代は主人の心情を察知して守ってたのかな。彼女の精神的タフさ、不思議とサッパリしてるところ、でもやっぱり倫理観はパンピーレベル、なアンバランスさが魅力的なのかもしれん。 終盤の「(本当は優しいかもしれない)殺し屋に守られる一般女性」は一部オタクに刺さりそうな雰囲気だ。自分を含む。 エピローグはあっさり。もうお腹いっぱいだから丁度いい。カナコがボンベロと再会する日を想像すると、楽しい。
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最初のページから残酷な暴力描写があり、一瞬怯んでしまった。リアルに想像すると本当にトラウマになってしまいそうな表現満載なので、耐性ない方は読む時気をつけて下さい! 闇サイトでアルバイトに応募したことがキッカケで、殺し屋達が集う食堂でウェイトレスとして働くことになった主人公のオ...
最初のページから残酷な暴力描写があり、一瞬怯んでしまった。リアルに想像すると本当にトラウマになってしまいそうな表現満載なので、耐性ない方は読む時気をつけて下さい! 闇サイトでアルバイトに応募したことがキッカケで、殺し屋達が集う食堂でウェイトレスとして働くことになった主人公のオオバカナコ。毎日が...というより、一瞬一瞬が、生きるか死ぬか?の壮絶な環境におかれてしまい、地獄のような経験をするのですが、やられっぱなしではなく、必死で知恵を絞り生き抜こうとするカナコの姿に、たくましさや生への強い欲望を感じ、カナコどうか生き抜いてくれ!!と応援せずにはいられません。 店長のボンベロや、殺し屋の客の過去も徐々に分かっていくのですが、胸が苦しく、重く、壮絶でした。 そしてカナコにも、思い出したくもないような過去が...。 エグいシーンだけではなく、料理の美味しそうな描写もこの小説の魅力で、読んでいて涎が沸いてくるような、お腹が鳴りそうな...温度や匂いまで伝わってくるようでした! 平山夢明さんの小説を読んだのは私はこれが初めてだったのですが、今後も色々と読んでいきたいと思います!
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殺し屋の集う食堂で働かされることになったカナコ。 武器とか戦闘シーンなどが、私にはあまり想像出来なくて困ったけども、文章は読みやすい。 人の無惨な死に方を淡々と説明する描写はキツかったけども、合間に愛が見えると不思議とキュンと来る。
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