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日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学 新潮選書

原田泰【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/09/20
JAN 9784106036484

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商品レビュー

3

22件のお客様レビュー

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2020/01/02

大和総研のアナリストによる日本経済を統計データで読み解いた本。一般に流布している情報には、統計的な裏付けのない情報が有り、統計データを分析してみると違った結果になる場合がある。 例えば、国の財政上、人口減少が問題だと言われて少子化対策が行われているが、統計では人口減少よりも高齢化...

大和総研のアナリストによる日本経済を統計データで読み解いた本。一般に流布している情報には、統計的な裏付けのない情報が有り、統計データを分析してみると違った結果になる場合がある。 例えば、国の財政上、人口減少が問題だと言われて少子化対策が行われているが、統計では人口減少よりも高齢化の方が問題で、高齢者が増えることによる財政負担の影響の方が大きい。高齢者優遇の制度を改めることのほうが、少子化対策よりも効果的というのが、統計データから得られた結論となる。マスコミなどが取り上げる情報には、データの裏付けが無いものがあるので、論旨の基となった情報をきちんと把握する必要がある。 この本を読んでいて、ところどころ論理の飛躍がある分析もあり、違和感を感じることがあった。例えば、外車の販売台数で所得の地域格差を測ることができると筆者は述べていますが、外車は必需品ではなく嗜好品であり、お金があっても買わない人がいる。また、日本全国に均一に外車販売店が分布していれば、筆者の言うように地域格差の測定もできると思いますが、販売店の無い地域の人達はお金があっても外車が買えないわけで、やや現実とは違和感のある考察であるように思った。 統計の観点から、いろいろな日本社会の見方があることを教えてくれるとても面白い本ですが、同時に統計データの解釈の難しさも感じました。

Posted by ブクログ

2019/05/21

社会通念となった事実を経済学の目で分析する 連載ものをまとめたので、一貫したテーマはない 日本はなぜ貧しい人が多いのかという問の答え:ジニ係数は貧しいひとが多いと格差が大きく出る。日本はとびきりの大金持ちは少ないが貧しい人は多い。日本の市場所得格差は比較的低いが、社会保障による給...

社会通念となった事実を経済学の目で分析する 連載ものをまとめたので、一貫したテーマはない 日本はなぜ貧しい人が多いのかという問の答え:ジニ係数は貧しいひとが多いと格差が大きく出る。日本はとびきりの大金持ちは少ないが貧しい人は多い。日本の市場所得格差は比較的低いが、社会保障による給費が少ないため所得再配分後の所得格差では米についで格差の大きい国になっている。公共事業を通じた所得再配分は効率が悪い。

Posted by ブクログ

2018/03/28

データは難しくて理解できなかったのも多かったが、章の合間のページで「私たちが望むのは国力が強い国ではなく一人一人の満足が高い国ではないか」のような、筆者の思いが書かれているのが良かった。データを読む上で、どんな社会が理想か?という思いがないといけないのだと思った。少子化の章がいち...

データは難しくて理解できなかったのも多かったが、章の合間のページで「私たちが望むのは国力が強い国ではなく一人一人の満足が高い国ではないか」のような、筆者の思いが書かれているのが良かった。データを読む上で、どんな社会が理想か?という思いがないといけないのだと思った。少子化の章がいちばん気に入っている。

Posted by ブクログ

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