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国際政治史 岩波現代文庫 学術229

岡義武【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/09/18
JAN 9784006002299

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商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2021/10/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

本書は、ウィーン体制より第二次世界大戦終結までを主な対象とした、国際政治史の通史である。(ウェストファリア条約及び冷戦の初期を含む)国際政治史の通史(テキスト)は、枚挙にいとまがないが、この本を他の類似の書物と異なるものたらしめているものは、国際政治と国際政治との関係を詳細に叙述していることである。他方、このパースペクティブは、巻末の坂本先生による「開設」を読んで気づいたものであるから、実際に読んでいる間に、それを強く意識していたわけではない。しかしながら振り返れば、国内政治体制と国際情勢とを精緻に結び付けて書いているのが思い起こされる。 この史観は、現在並行して読んでいるMearsheimer, John J., The Tragedy of Great Power Politics と両極をなすものであろう。いくつかある国際政治学のパラダイムの中に、岡先生の史観を位置付けるとすれば、それはどちらかというと国内政治との連関において国際政治を見るという点では、リアリズム(あるはマルキシズム)に近いものであろう。その一方で、バランスオブパワーや国益といった、リアリズムのキーコンセプトが頻出するという事実は極めて興味深い。つまるところ、こうした複数の史観を取り入れ統合しつつ、国際政治の全体を描き出そうとする試みであったと、この書を理解することができる。 国際政治の現実とはいかなるものか。この問いに対して、理論は少なくとも(自由記述ではなく)選択肢を提示してくれる。ある主張がいかなる理論に立脚しているのか。いかなる視点から書かれているのか、意識して考えるようにしていきたい。

Posted by ブクログ

2020/07/10

1955年に岩波全書として刊行されたもの。国際政治史というテーマゆえか、岡の日本政治史の諸著作に比べると、個々の政治家や外交官の出番は少なく、「国家」を主語とする叙述が多い。また、帝国主義やファシズムといった概念も、割と強く出ている。この辺りは1950年代の学界状況を反映している...

1955年に岩波全書として刊行されたもの。国際政治史というテーマゆえか、岡の日本政治史の諸著作に比べると、個々の政治家や外交官の出番は少なく、「国家」を主語とする叙述が多い。また、帝国主義やファシズムといった概念も、割と強く出ている。この辺りは1950年代の学界状況を反映しているのだろう。 このように、日本政治史の諸著作に比べると、時代性を感じられるテキストだけれど、叙述の面白さには揺るぎないものが感じられた。

Posted by ブクログ

2020/05/26

元版は60年以上前に刊行された著作であるが、国際政治の変遷に関する骨太で、明確な把え方が土台にあるため、少しも古さを感じさせない名著である。 ウェストファリア条約体制から第二次世界大戦から冷戦期に至る、主としてヨーロッパを舞台にした歴史となるが、本書を基礎にして、他の国際関係に関...

元版は60年以上前に刊行された著作であるが、国際政治の変遷に関する骨太で、明確な把え方が土台にあるため、少しも古さを感じさせない名著である。 ウェストファリア条約体制から第二次世界大戦から冷戦期に至る、主としてヨーロッパを舞台にした歴史となるが、本書を基礎にして、他の国際関係に関する書に触れていくのが望ましいと思う。

Posted by ブクログ

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