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論語 講談社学術文庫

加地伸行【全訳注】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/09/10
JAN 9784062919623

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商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2023/05/24

儒教のテキストである論語は、本文、と本文が分かりにくいために注釈本、これを「注」、さらに注釈本の注釈本、これを「疏(そ)」という。注も疏も星のようにたくさんある。 その中で、スタンダードなのが、魏の何晏(かあん)が記した「論語集解」を古注、宋代の朱熹が記した「論語集注」を新注とい...

儒教のテキストである論語は、本文、と本文が分かりにくいために注釈本、これを「注」、さらに注釈本の注釈本、これを「疏(そ)」という。注も疏も星のようにたくさんある。 その中で、スタンダードなのが、魏の何晏(かあん)が記した「論語集解」を古注、宋代の朱熹が記した「論語集注」を新注という。本書は、古注を採用している。 さらに、「論語集解」に、宋の刑昺(けいへい)が注釈をつけた、疏が、「論語正義」。つまり、「論語」+「論語集解」+「論語正義」をまとめたものが、論語の解説書なのである。 ようは、単純な記述で意味がわからない部分が多すぎるので、解説をたくさん含んだテキストをつかって勉強をしなければ、論語は理解できないということなのです。 また、本書は合わせて、いくつもの索引がついていること、論語を細かく読み進める方、分析する方にとっては、好都合のテキストなのです。 さらに、論語の内容は大きく3つに分かれると思う。1つは道徳を解いたもの、これはいい、今1つは、田沼意次が役に立たないとみなした経営の部分、注がつこうが現代には通用しないのであるから、読み飛ばせばいいと思う。そして、歴史を記載した部分、孔子の弟子や周りの状況を書いた部分、こちらも別に読まなくともいいかと思う。 蛇足:孔子の生涯については、司馬遷の史記に負うところが大きい。また、中国にてこれほど、論語の研究が深まったのは、科挙の出題が論語からもだされていたため、つまり、国家資格をとるためのテキストでもあったということなのです。 気になったのは、以下です。 友遠方より来る、また楽しからずや 学而1 巧言令色、鮮(すく)なし仁 学而3 和をもって貴しとなす 学而12 人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う 学而16 吾、十五にして学に志す 為政4 故きを温めて新しきを知る 為政11 学びて思わざれば、即ちくらし、思いて学ばざれば、即ちあやうし 為政15 義を見てなさざるは、勇なきなり 為政24 朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり 里仁8 利によりて行えば、怨み多し 里仁12 君子は言い訥にして、行いに敏ならんことを欲す 里仁24 徳孤ならず、かならず鄰(となり)有り 里仁25 黙して之を識(しる)し、学びて厭わず、人におしえてうまず、何か我にあらんや 述而2 仁遠からんや、我仁を欲すれば、すなわち仁至る 述而29 学は及ばざるがごとくせよ、なお之を失わんことを恐れよ 泰伯17 我いまだ徳を好むこと色を好むがごとき者を見ざるなり 子罕18 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず 子罕29 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず 子路23 剛・毅・木・訥は仁に近し 子路27 徳を知るものはすくなし 衛霊公4 人遠慮なければ、かならず近憂あり 衛霊公12 過ちて改めず、是を過ちという 衛霊公30 君子は貞にして、諒ならず 衛霊公37 目次 はじめに 凡例 引用・参考文献 学而 第1 為政 第2 八佾 第3 里仁 第4 公冶長 第5 雍也 第6 述而 第7 泰伯 第8 子罕 第9 郷党 第10 先進 第11 顔淵 第12 子路 第13 憲問 第14 衛霊公 第15 季氏 第16 陽貨 第17 微子 第18 子張 第19 堯曰 第20 後記 孔子略年譜 人名索引 語句索引 手がかり索引 ISBN:9784062919623 。出版社:講談社 。判型:文庫 。ページ数:544ページ 。定価:1630円(本体) 。発売日:2010年06月15日第6刷

Posted by ブクログ

2021/09/20

半分でリタイア。 金谷治訳注の論語よりも読みやすい。 目に見える成功に憧れがちだけど、 地道に自分を磨く、慎ましい暮らしもすてきだと思えた。

Posted by ブクログ

2021/08/02

とても面白かった。読み進めるうちに、孔子や弟子達のキャラが立ち上がってくる。主従、師弟、親子といった階層性や儀礼を重んじる向きについては現代の感覚とは異なるところがあるし、孔子の自己評価や弟子に対する評価は「ん?」と思うところもあるのだが、全体として、人間として誠実であることやそ...

とても面白かった。読み進めるうちに、孔子や弟子達のキャラが立ち上がってくる。主従、師弟、親子といった階層性や儀礼を重んじる向きについては現代の感覚とは異なるところがあるし、孔子の自己評価や弟子に対する評価は「ん?」と思うところもあるのだが、全体として、人間として誠実であることやその難しさについて考えさせられる。また、それが古代から変わらない人間の命題なのだと思うと、大きな心持ちで世の中をとらえることができる気がする。 字義が今とは違う漢字もあるので、現代語訳の補足は大いに理解の助けになるが、まず自分の感覚で原文や書き下し文を受け止めてみると、古代人を身近に感じることもでき、より深く味わえると思う。

Posted by ブクログ

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