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あなたのための物語 ハヤカワSFシリーズJコレクション

長谷敏司【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/08/25
JAN 9784152090621

あなたのための物語

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商品レビュー

4.1

29件のお客様レビュー

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2019/01/12

余命の限られた中で死に向かってひたすら執拗にあがく物語 死とはなにか人間とはなにか物語とはなにかについて 物語の好かれる配列よりサイエンスフィクション的に追及した様式だが 書きたいように書いているわけではなく 死とは違ってきちんと完結している 何しろSFという狭いジャンルにはいく...

余命の限られた中で死に向かってひたすら執拗にあがく物語 死とはなにか人間とはなにか物語とはなにかについて 物語の好かれる配列よりサイエンスフィクション的に追及した様式だが 書きたいように書いているわけではなく 死とは違ってきちんと完結している 何しろSFという狭いジャンルにはいくらでも先駆の読みづらい なんといってもイーガンが本作から連想される がいるので 『円環少女』同様の会話文に地の文がのるこの作者文すら可読性は高い どうしても『円環』の長谷せんせの作という先入観は拭えないが それでも本格(=マニアは喜ぶがあんま売れない)系を 書ける実力を示したのは大きいのでなかろうかマニア的に

Posted by ブクログ

2018/06/06

ガジェット重視ではなくヒューマンドラマ志向のSF。技術が進歩した社会を描いてはいるが、どちらかというこの話が着目しているのはずっと変わらないものの方。 無価値であり続ける人の死、ずっと変わらない田舎の暮らし、人間の倫理観。主人公の性格や動機づけが一貫しており、それが死ぬその時まで...

ガジェット重視ではなくヒューマンドラマ志向のSF。技術が進歩した社会を描いてはいるが、どちらかというこの話が着目しているのはずっと変わらないものの方。 無価値であり続ける人の死、ずっと変わらない田舎の暮らし、人間の倫理観。主人公の性格や動機づけが一貫しており、それが死ぬその時まで「自分を曲げられない」ことに繋がっている。科学万能ではない、リアリティを感じさせる作品。

Posted by ブクログ

2015/10/15

肉体を持たず意味と感情で構成された知性にとって、恋をしてひとりであることをやめるとは、個体を失うことと同義だったのだ。恋とみずからの消失とは、《彼》にとっては、今日よりずっと前から結ばれていた。 (P.267)

Posted by ブクログ

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