1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

金蘭の王国 月満ちる鏡の里へ 角川ビーンズ文庫

薙野ゆいら【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥523

¥110 定価より413円(78%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/08/28
JAN 9784044527068

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

金蘭の王国 月満ちる鏡の里へ

¥110

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本文64ページより引用 「・・・ところで真羅。おまえはいつまで壺に入っている気だ?」  冬惺がつっこむと、真羅は自分が入っている壺をしばし見下ろした。 「・・・地上には妖道、つまり空間と空間をつなぐ淵妖の通り道が、大小無数にある。だから妖道の出口がそこにありさえすれば、淵妖(わたしたち)は閉ざされた部屋にも入れるのだよ」 「? そうなんだ」  綺理はまたたいた。なぜいきなりそんな話になるのだ。 「この部屋につながる妖道の出口がちょうど壺の中だったので、こうなったのだがね・・・」 真羅は前足を伸ばし、壺のくびれを外側からぽむと叩く。 「困ったことに、私のひょうたん水筒がつかえて出られない」 「・・・・・」 「・・・子狐。おまえ、実はただの阿呆だろう」  冬惺は容赦なかった。 「失敬な。不可抗力と言いたまえ。どうせもときた妖道を戻れば出られーおや、人が来る  子狐真羅はぴくりと耳を動かすと、壺の中に引っ込んだ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品