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みどりのゆび 愛蔵版
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みどりのゆび 愛蔵版
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商品レビュー
4.6
18件のお客様レビュー
児童文学をあまり読んでこなかったので大人になって初めて読んだものが多いが、その中でこれはもっとも感動した作品だった。 とても純粋に描かれている主人公の少年だが、鋭い観察力や賢さ。物語をすすめている解説者と合わせて大人になっても感心して考えさせられる物語りになっている。
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再読。 ウクライナとロシアの戦争が始まった時に真っ先に頭に浮かんだ本でした。今も続く戦争。 チトがいてくれたなら・・・
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今年は児童文学を愛する多くの人がこの本のことを思い出しましたね。どこかの国の大統領たち送り付けてやりたい。。 岩波文庫で読んでいたのですが、書店で素敵な愛蔵版を手に取った瞬間に恋に落ちました。 箱の裏面もすてきだし、本はみどりの布の表紙に型押しで『TISTOU』とタイトルが...
今年は児童文学を愛する多くの人がこの本のことを思い出しましたね。どこかの国の大統領たち送り付けてやりたい。。 岩波文庫で読んでいたのですが、書店で素敵な愛蔵版を手に取った瞬間に恋に落ちました。 箱の裏面もすてきだし、本はみどりの布の表紙に型押しで『TISTOU』とタイトルが。 イラストには美しい色がつけられ、原書通りのフランス語が残っています。 読書会のお題になりましたが、みんなが大好きになってしまった本でした。 チトは、何不自由なく裕福な家庭で育ちました。両親は美しいものが大好きな、美しい人たち。チトへの愛にあふれています。 学校に馴染めなかったチトのことも理解してくれました。 『あれはほかのこどもとおなじではないんだからな!』と。 チトは学校には行かず、ムスターシュおじさんの元で、庭の授業を受け、 かみなりおじさんからは社会を学びます。 そうしてみどりのゆび を開花させてゆくのですが… 大好きな、やさしい両親が兵器商人で、敵対するふたつの国へ戦争に使う武器を売っているという現実に直面します。 チトは両親への革命をおこしたなぁ。。 子馬の哲学者ジムナスティックがいいですね。 いつもクールな助言をくれます。 「死ぬのに戦争はひつようじゃない。」 ドキッとしました。 ラストはジムナスティックに泣きました
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