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水神(下)

帚木蓬生【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/08/27
JAN 9784103314189

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商品レビュー

4.2

21件のお客様レビュー

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2020/10/04

劇的なストーリー展開、というのはないけれど、 その時代、その場所で懸命に生きた人たちの群像劇、という感じ。 地に足をつけて、今を生きるため、そして未来の世代のために、力の限りを尽くす姿が魅力的。

Posted by ブクログ

2018/11/27

九州、筑後川沿いの貧しい農村に水を引くための堰を築く庄屋達の苦労を描いた歴史小説。土地が、川の水面より高いため、農業用の水さえ川の水を汲んでいるような農村では、よい米どころか、稗や粟でさえも作るのが難しい。筑後川のような大きな川を堰き止め水を引くのは、とてつもない大工事で、財政の...

九州、筑後川沿いの貧しい農村に水を引くための堰を築く庄屋達の苦労を描いた歴史小説。土地が、川の水面より高いため、農業用の水さえ川の水を汲んでいるような農村では、よい米どころか、稗や粟でさえも作るのが難しい。筑後川のような大きな川を堰き止め水を引くのは、とてつもない大工事で、財政の苦しい藩も簡単には動かない。農民苦しい状況を改善するため、命がけで立ち上がった5人の庄屋を、紆余曲折を経ながらも、農民、武士、商人達が支え、結局完成させる。貧しい農民達の姿や庄屋達の並々ならぬ熱意とそれを一生懸命支える老侍の描写は鮮明で、感動させられた。

Posted by ブクログ

2016/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帚木蓬生氏が2009年に書き下ろした庄屋や農民達を主人公とした珍しい歴史小説『水神』を読了。2016年の最初い読む本なのでちょっと骨太な物を思い面白そうだと思いながらも積読本であった上下刊を取り上げ読む事にした。結局この作品を選んだ事は大正解で大感動の作品だった。電車の中で読んでいるときに不覚にも泣きそうになってしまい困ったほどだ。まずこのお話は1660年前後の九州福岡県久留米地方を舞台にした実話だということだ。もちろん残された資料に基づいて構築された大部分が作られたお話であるのはわかってはいるのだが、この小説を読み始めた数ページ後には作り話ということを完全に忘れ去り、ドキュメンタリーを読んでいるような気持ちで読み進めていた。水利が悪く、他の地方で豊作の折にも年貢を収めるのがギリギリであった地方の意識の高い五人の庄屋が堰をつくり水利改善を行い農民を救いまたその地方をいまあるような豊かな土地へと変貌させたという壮大な、江戸時代の『プロジェクトX~挑戦者達』みたいなお話だ。まさに中島みゆきの『地上の星』がBGMに似合う小説だった。著者は精神科医であり二足のわらじで小説家をされているそうですがそれまた驚きです。おすすめです。

Posted by ブクログ

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