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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
下北沢の一戸建ての別々の部屋で血まみれの男女が倒れている、との一報を受けた警視庁捜査一課殺人犯捜査係第15係の釜本巡査部長が現場に到着すると、65歳の父と19歳の娘が刺殺されていた。 凶器は刃の長い刺身包丁で被害者宅のものではない。 犯人の動機は、怨恨か、窃盗か? 釜本はさっそ...
下北沢の一戸建ての別々の部屋で血まみれの男女が倒れている、との一報を受けた警視庁捜査一課殺人犯捜査係第15係の釜本巡査部長が現場に到着すると、65歳の父と19歳の娘が刺殺されていた。 凶器は刃の長い刺身包丁で被害者宅のものではない。 犯人の動機は、怨恨か、窃盗か? 釜本はさっそく地取りを開始する。 (アマゾンより引用) 犯人はそこかーって意外性にビックリ
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タイトルからして専門用語だし、他で今まで読んだことがないほどに警察内部の様子が克明に描写されていて、なんだこの小説と思ったら、著者は元本職でした。 いわゆる小説家が書いた小説とはあきらかにレベルが違い、一線をはるかに超えて、警察の内部の世界がありえないくらい惜しげもなく披露され...
タイトルからして専門用語だし、他で今まで読んだことがないほどに警察内部の様子が克明に描写されていて、なんだこの小説と思ったら、著者は元本職でした。 いわゆる小説家が書いた小説とはあきらかにレベルが違い、一線をはるかに超えて、警察の内部の世界がありえないくらい惜しげもなく披露されている。物語の核となる事件自体には、奇をてらうトリックも、心を動かされるような人間模様もほとんどない。ただの、と言ったら不謹慎かもしれないが、平板な殺人事件。読ませるのは、時間を追って描写される、警察内部の捜査の進め方、それと主人公の「部屋長」の刑事としての心理の動きのみである。 つまりくどいようだが、エンターテインメントの部分が、トリックとか人間模様とかそういう部分にはないといってよく、ひたすらリアルで限りなく現実に近い、ふだん一般人が知ることのできない刑事事件捜査の内部世界が丹念に披露されている、ところにあることが、この小説(まるでドキュメントだが、それでもあくまでも小説は小説ではある)のエンターテインメント性である、というところが面白い、のかも。
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警察の内部の動きが詳細でよかった、さすが元刑事が作者だなと思う。 内容は複雑なトリックがあるわけでもなく。リアルには近いのかな。 セリフが臭いのが気になるし、近頃の若者は的な説教臭いのも気になる。
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