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ダナエ 文春文庫

藤原伊織【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/05/10
JAN 9784167614058

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商品レビュー

3.8

31件のお客様レビュー

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2023/02/26

3作品とも著者の特長が出ていて面白かったです。「ダナエ」はギリシャ神話を読んでみたくなるような気持ちになりましたし、犯人の動機がわからず早く読み進めたくなる構成でした。「まぼろしの虹」と「水母」は、その後に含みを持たせるような終わり方で、私的には少し物足りなさを感じました。短編は...

3作品とも著者の特長が出ていて面白かったです。「ダナエ」はギリシャ神話を読んでみたくなるような気持ちになりましたし、犯人の動機がわからず早く読み進めたくなる構成でした。「まぼろしの虹」と「水母」は、その後に含みを持たせるような終わり方で、私的には少し物足りなさを感じました。短編は感情移入できる主人公の内面を知るまでの時間と、感情移入後の展開が短く、その面でも物足りなさを感じました。それでも私は本作を含め、藤原伊織さんの、根底にどこか孤独や潔さ、そして圧倒的な優しさが漂う作品が好きです。

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2022/12/31

中短編三作品から成る著者存命中に刊行された最後の作品集。レンブラントの絵画「ダナエ」をモチーフにした表題作はミステリー色が強く、家族を題材にした「まぼろしの虹」は文学色が濃い少々風変わりな作品。最後を飾る「水母」は犯罪小説的な味わいがあり、バラエティに富んでいる。登場する男たちは...

中短編三作品から成る著者存命中に刊行された最後の作品集。レンブラントの絵画「ダナエ」をモチーフにした表題作はミステリー色が強く、家族を題材にした「まぼろしの虹」は文学色が濃い少々風変わりな作品。最後を飾る「水母」は犯罪小説的な味わいがあり、バラエティに富んでいる。登場する男たちは過去への郷愁を抱え、ままならない現実に目を瞑るしかないが、解説の小池真理子氏が評した<荒ぶる諦念>に即した矜持を持ち合わせている。情緒的で感傷的なやせ我慢の美学に満ち溢れた一冊。著者の作品は長編より短編の方が私は好きかもしれない。

Posted by ブクログ

2019/10/13

これが読んでいない最後の藤原伊織作品になると思いながら読了。 ダナエは手のひらの闇、水母はシリウスの道に繋がるような。 とにかく藤原伊織作品は主人公がかっこいい。 黙って力になってくれるところ、 説明しないところ。 シリウスの辰村は私の小説カッコいいランキング上位だけれど、水母の...

これが読んでいない最後の藤原伊織作品になると思いながら読了。 ダナエは手のひらの闇、水母はシリウスの道に繋がるような。 とにかく藤原伊織作品は主人公がかっこいい。 黙って力になってくれるところ、 説明しないところ。 シリウスの辰村は私の小説カッコいいランキング上位だけれど、水母の方が先に書かれたようなので麻生が元になっているのかな。 もっとたくさん作品を読みたかった。 また読み直そう、テロパラからシリウス、ダックスフントも、蚊とんぼ白髭も。

Posted by ブクログ

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