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はじめて出会うカナダ

日本カナダ学会【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 2009/04/25
JAN 9784641173583

はじめて出会うカナダ

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2013/08/15

政治、歴史、文学、経済、芸術、教育、など、カナダと言う国の各分野の概要を紹介する本。 とても情報が豊富でためになった。 興味深かったのは、文化政策の一つに、MAPLシステムと言うのがあり、 M:Music A:Artist P:Production L:Lyrics これは放...

政治、歴史、文学、経済、芸術、教育、など、カナダと言う国の各分野の概要を紹介する本。 とても情報が豊富でためになった。 興味深かったのは、文化政策の一つに、MAPLシステムと言うのがあり、 M:Music A:Artist P:Production L:Lyrics これは放送される音楽に関する規定で、この4つの項目のうち、2つがカナダオリジナルのもの(カナディアン・コンテントとよばれる)をある一定の割合で放送しなければいけない、と言うもの。 特にアメリカ、イギリスからの音楽流入が今より盛んだった1970年にCanadian Radio-Televison and Telecommunications Commission(CRTC)が定めたもので、当時の比率は30%で、99年から35%の比率に引き上げられ、今に至るそう。(P58) 70年代、あまり人気の無かったカナダ音楽は、週末や夜などのリスナーが集中する時間を避けて集中的に流されたため、リスナーはその時間帯を”ビーバーアワー”と呼んだらしい。(なんだかかわいい) また、カナダではメディアリタラシーの教育が早い時期から行われていたことなどは、とても感心した。 多くのカナダについての本で言及されるように、アメリカからの多くの文化流入、経済的な依存、そして移民を多く受け入れるこの国は、”カナダ”という国の確固たるアイデンティティを持つ上で揺れている。 この本では、今まであまり呼んだことの無かったカナダ文学の古典や、文学の特徴をどう考えているかに触れていて、興味深かった。 今まで知らなかったカナダのことが少し知れて、またちょっとニュースの内容がわかるようになったかな。

Posted by ブクログ

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