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琵琶法師 “異界"を語る人びと 岩波新書

兵藤裕己【著】

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定価 ¥1,144

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商品詳細

内容紹介 //付属品~DVD1枚付
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/04/21
JAN 9784004311843

琵琶法師

¥770

商品レビュー

4

13件のお客様レビュー

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2023/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「平家物語」にハマった余波で手に取った本。 耳なし芳一は、琵琶法師だったのか。そりゃそうか。 ホラー(しかもグロでもあるよね、耳なし芳一)は苦手で無意識に情報をシャットダウンしてたから、そこまで思い至らなんだ。

Posted by ブクログ

2022/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モノ語りとは“異界”のざわめきに声を与え、伝えること。最後の琵琶法師.山鹿良之を直接取材すること10年余- 聖と俗、貴と賎、あの世とこの世の“あいだ”に立つ盲目の語り手、琵琶法師-古代から近代まで、この列島の社会に存在した彼らの実像を浮彫にする。       -20100531

Posted by ブクログ

2022/07/03

平家物語と犬王をアニメで観て、物語の語り手たる琵琶法師に興味を持って読んでみた。 視力に頼らない世界で、物語を音で聴き、語る存在である琵琶法師は、時に耳なし芳一のように異界からの声も聴き届けてしまう存在として描かれたり、「自分」とは違うような主体を身に宿して独特の語りを展開する...

平家物語と犬王をアニメで観て、物語の語り手たる琵琶法師に興味を持って読んでみた。 視力に頼らない世界で、物語を音で聴き、語る存在である琵琶法師は、時に耳なし芳一のように異界からの声も聴き届けてしまう存在として描かれたり、「自分」とは違うような主体を身に宿して独特の語りを展開するという。 時代の流れの中で職業として存続させるための苦心や翻弄の軌跡も描かれている。 何より、最後の琵琶法師・山鹿良之氏の演奏映像が付録になっているのがすごいところ。こういうものなのだと本物を見られるのは嬉しい。琵琶の音の迫力、語り口調は古語ではなく今の言葉で、現場でカメラを構えているかのような描写で、義子を呪う義母の姿が語られる。文章では義母をひどい鬼婆だと思っていたけど、語りでは人間くささが前面に出ていて印象が変わった。 琵琶法師はもういないのか…。

Posted by ブクログ

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