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渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道
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渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
渋沢栄一『論語と算盤』を、上智大学名誉教授 渡部昇一氏が読み解きます。渋沢の言葉を直接解説するというよりはむしろ、渡部昇一氏自身のエピソードも交えながら、どう解釈したかというもの。言い換えると渡部教授による『論語と算盤』の講義録のようなもの。手始めまたはより分かりやすく理解したい...
渋沢栄一『論語と算盤』を、上智大学名誉教授 渡部昇一氏が読み解きます。渋沢の言葉を直接解説するというよりはむしろ、渡部昇一氏自身のエピソードも交えながら、どう解釈したかというもの。言い換えると渡部教授による『論語と算盤』の講義録のようなもの。手始めまたはより分かりやすく理解したい人に好いと思う。
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日本では、万葉集を作った直系が日本人だが、ギリシャ人はソクラテスの時代のギリシャ人の子孫ではない。中国も同じく、孔子の時代の子孫ではない。 法は発見されるもの=ハイエク。 ローとレジスレーションと分ける。ローは人間が作るものではなく発見するもの。天賦のもの。必要な法律はレジスレ...
日本では、万葉集を作った直系が日本人だが、ギリシャ人はソクラテスの時代のギリシャ人の子孫ではない。中国も同じく、孔子の時代の子孫ではない。 法は発見されるもの=ハイエク。 ローとレジスレーションと分ける。ローは人間が作るものではなく発見するもの。天賦のもの。必要な法律はレジスレーション。ローとは、天道。 カント「わが上なる星の輝く空」と「わが内なる道徳律」 ことを急がず、形成動かしがたい時期があることを知るべき。 本多静六も逆境にあった。その時は諦めて運命に身を委ねる。 「富にして求めくんば執鞭の士といえども、われこれをなさん」「もし求めべからずんば、われが好むところに従わん」きちんとした富が手に入るなら、執鞭の士になってもかまわない。富を手に入れるのに、してはいけないことをしなければならないならば、貧しくてもいいから好きなことをやる。 成功の第一歩は、よい習慣を身につけること。 教育勅語が倫理観になった。が、逆に廃止されると従う倫理観がなくなった。 道徳と利殖はどちらも欠かせないもの。 一流とは、仕事を楽しむ境地に達したものをいう。 一所懸命やると楽しくなるのが仕事の本質である。 マイトイズライト=強いものの申し分は、いつも善くなる。 人のために尽くすのが一番いいが、自分の利益を求めてその結果、世の中のためになっていればそれでいい 乃木大将は、明治天皇に殉じた。 論語には奇跡が語られていない。啓蒙思想。 死後に名声をとどめる例。=孔子、菅原道真。 成功よりも、正しい道に生きることを誇りに思うべき。
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日本資本主義経済の生みの親とも言える渋沢栄一。 その著書である「論語と算盤」について解説された本。 論語は道徳であり、算盤は経済活動である。 道徳心を持って、経済活動に邁進せよと訴え続けてきた渋沢栄一の 考え方が分かる。
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