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アイの物語
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アイの物語
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商品レビュー
4.2
141件のお客様レビュー
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人類が衰退し、マシンが闊歩する時代。食料を盗み、捕らえられた僕はアイビスと名乗るアンドロイドによって人工知能やロボットを題材としたいくつかの物語を聞かされます。なぜマシンが地球を支配するようになったのか? 私たちの暮らすこの社会でも、AIの普及や、ロボットの活躍を目にする機会が増えています。便利になること私たちの生活を豊かにするかもしれません。ですがその分人間が本来持つ能力を衰退させてしまうことにも繋がるのではないでしょうか。
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【人間はみんな痴呆症だ】 原文ママではないが、まあ上記の一文を目にした瞬間に星5評価が確定 久々に痛烈なキラーワードに出会えた 「この一言のために作品全体を執筆したのでは?」 そう思いたくなるほど個人的には目の覚めた痛烈な一文 映画も漫画も人間関係も職場での出来事も何でもかんでも、何もかも寸分たがわず覚えている人なんていない 無意識か自意識か、何か引っかかった断片的なワンシーンだけが後から頭の中のスクリーンに投射される だから、個人的に突き刺さるワンワードを持つ作品は、それだけで自分の中で高い価値があるはずだ AIという人ならざる存在から通した人の不完全さ、人の見たいように見てしまう生まれながらの自己防衛本能 これらを巧みに、7つの物語を通して説いてきたわけだが、 【人間はみんな痴呆症だ】 スカッとする善き一文 多分これは、生涯忘れないキラーワード
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「人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か?なぜマシンは地球を支配するのか?...
「人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か?なぜマシンは地球を支配するのか?彼女が語る7番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた―機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。」
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