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造花の蜜

連城三紀彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2008/11/04
JAN 9784758411240

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商品レビュー

3.2

77件のお客様レビュー

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2020/08/08

次の章で物語がどう進むのかさっぱり読めず、帯の通り、二転三転では終わらない点に読み応えがあった。最後の最後まで読めず、ラストシーンには「そう来たか」と感嘆。 残念だったのは「わずか一しずくの血」と同じように一人の超人的な人物に頼みすぎの感があること。気になってあまり入り込めなかっ...

次の章で物語がどう進むのかさっぱり読めず、帯の通り、二転三転では終わらない点に読み応えがあった。最後の最後まで読めず、ラストシーンには「そう来たか」と感嘆。 残念だったのは「わずか一しずくの血」と同じように一人の超人的な人物に頼みすぎの感があること。気になってあまり入り込めなかった。

Posted by ブクログ

2019/02/25

ミステリ界の大物が手がける誘拐もの 派手な男児誘拐事件の裏で同時に動いていたもう1つの事件とは 仕掛けは面白くあっ!と言わせられます 綿密に計算されたミステリ物だと思いました 私としてマイナスポイントだったのは 冒頭数ページで誘拐事件が起こるので、これは展開が早く読みやすい物...

ミステリ界の大物が手がける誘拐もの 派手な男児誘拐事件の裏で同時に動いていたもう1つの事件とは 仕掛けは面白くあっ!と言わせられます 綿密に計算されたミステリ物だと思いました 私としてマイナスポイントだったのは 冒頭数ページで誘拐事件が起こるので、これは展開が早く読みやすい物語なのかと思いきや 事件に対する登場人物の考察が長く、話があまり進まない点でした 登場人物の視点が何度も変わり、事件のあらゆる可能性を検討し謎を深めていく構成なのですが 「これはこういうことではないか?」 「いや、それだとこの点があり得ない」 「ではどういうことだ!?」 という考察が何度も入るので文章が冗長に感じてしまい 面白さと読む手間を天秤にかけると普通だという評価でした 長文を読むのが苦にならない方であればのめり込めるのかもしれませんが 未熟な私にとっては「考察したってどうせ解決しないんだから早く終わらないかな」と気になってしまいました

Posted by ブクログ

2018/05/12

第一の誘拐事件。 ・身代金は返された。 ・圭太も無事に戻ってきた。 ・真犯人は蘭という女性。 第二の誘拐事件。 ・身代金は三億円。 ・父の対応次第では子供を殺すつもりだった。 第三の誘拐事件。 ・身代金は三億円。 ・光輝は無事に戻ってきた。そして、康美の声も。 ・犯人が...

第一の誘拐事件。 ・身代金は返された。 ・圭太も無事に戻ってきた。 ・真犯人は蘭という女性。 第二の誘拐事件。 ・身代金は三億円。 ・父の対応次第では子供を殺すつもりだった。 第三の誘拐事件。 ・身代金は三億円。 ・光輝は無事に戻ってきた。そして、康美の声も。 ・犯人が手にしたのは五億円。 途中、長いなぁとか、これどうやって終わるんだ?なんて思っていたけど、どんでん返しと言うか、なんと言うか。まんまと騙されたと言うか、騙されるべくして騙されたと言う感じでした。 蘭は第一と第二の誘拐事件で、第三の誘拐事件の序章を演じていた。第三の事件の為に圭太は攫われた。 蘭という女性を記憶に残させる為に。 当事者と読者だけが知ってる第三の事件。 連城三紀彦さん凄いわ。 こんな手の込んだことしてる蘭も凄いとしか言えない。 帯に書いてあった高橋先生の言葉が一番不気味だったな。

Posted by ブクログ

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