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女の一生(上) 新潮文庫

山本有三(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1954/03/10
JAN 9784101060033

女の一生(上)

¥220

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2021/05/25

幼い頃から思っていた男性は主人公の親友と結婚してしまい、医学生時代に好きになった人は結婚していて病床の妻を抱えていた。そのことは子供ができたときに初めて聞かされる。その男と別れ、主人公は母の助けを借りて一人子供を産むことを決心する。下巻が楽しみな面白い作品。

Posted by ブクログ

2013/03/18

(1966.03.31読了)(1966.03.31購入) *解説目録より* 山本有三は常に構想に腐心、芸術的良心の強さはわが文壇の一異彩である。「女の一生」の充子の生涯は波瀾に富み、女という不利な社会的地位の重圧をはねのけて、あやまちを重ねながらも人間的自覚と社会的独立へ一歩一歩...

(1966.03.31読了)(1966.03.31購入) *解説目録より* 山本有三は常に構想に腐心、芸術的良心の強さはわが文壇の一異彩である。「女の一生」の充子の生涯は波瀾に富み、女という不利な社会的地位の重圧をはねのけて、あやまちを重ねながらも人間的自覚と社会的独立へ一歩一歩のぼってゆく過程は、人生の方向に力強い指針を与える。ヒューマンな代表作。

Posted by ブクログ

2012/02/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちょっと昔のお話。 允子(まさこ)ちゃんは、ご近所の昌二郎くんと仲良しでした。 思春期になってそれが恋だと気付いたときはもう遅く、昌二郎くんは煮え切らない允子ちゃんではなく、そのお友達で実はやり手の弓子ちゃんと婚約してしまいました。 ショックな允子ちゃんは、女学校を出て医学専門学校へ進学。 当時はめずらしい女医さんになりました。 でも女医さんになって恋をエンジョイした公荘(くじょう)先生は、実は既婚者でした。 お腹にお子ちゃまができてから、それを知った允子ちゃんは、未婚の母になりました。 ~つづく~ 幼い允子ちゃんと昌二郎くんの歯抜きエピソードがグっときて、導入部としては素晴らしい出来だと思います。 しかし、允子ちゃんがかわいくないぞ~(笑) 昭和20年代のお話にしては、とても読みやすく、また面白いお話だと思います。 ヒロインには全く共感できないんだけどね。

Posted by ブクログ

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