1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

小銭をかぞえる

西村賢太【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,728

¥825 定価より903円(52%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/09/26
JAN 9784163274300

小銭をかぞえる

¥825

商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 甲斐性なしの男を描けば天下一品の西村賢太さん。ペンネームは北町貫多w。恋人は秋恵さん。「小銭をかぞえる」、2008.9発行。「焼却炉行き赤ん坊」と「小銭をかぞえる」の2話が収録されてます。

Posted by ブクログ

2022/07/08

今まで読んできた賢ちゃん作品の中で、彼女に対して最も酷いことをしている気が… でもまた他のを借りてきて読むんだろうなぁという予感がある。

Posted by ブクログ

2013/02/28

焼却炉: 同棲相手の女が三体の縫いぐるみを赤ん坊のように可愛がり私の鼻につく。女は石女で、私に内緒で不妊治療をしていた。なんだかんだ、私なりに女に愛しさを感じる日々。ある日、女が私の蔵書を損ねて大げんか。私は怒り縫いぐるみの首を引きちぎって巣鴨あたりに飛び出るも、女から蔵書に何か...

焼却炉: 同棲相手の女が三体の縫いぐるみを赤ん坊のように可愛がり私の鼻につく。女は石女で、私に内緒で不妊治療をしていた。なんだかんだ、私なりに女に愛しさを感じる日々。ある日、女が私の蔵書を損ねて大げんか。私は怒り縫いぐるみの首を引きちぎって巣鴨あたりに飛び出るも、女から蔵書に何かされては困ると思い直し、引き返して仲直り。二度目は藤澤の蔵書を損ねられたことで怒髪が天を衝き、女の縫いぐるみを完膚なきまでに引き裂いてゴミ袋へ放り込み、濡れた吸殻やら牛乳やらをぶち込む。 小銭:藤澤全集の五巻を刊行する資金繰りに奔走する私。S出版には一度支払いを待ってもらったため再び待ってもらうことは私の信用を堕とすことだと私は思い込んでいる。当てにしていた古書買取は二束三文。かつての人足時代の友人山志名に会いに行くも袖にされ、ブチ切れてブサイク妻と娘を貶める罵詈雑言を吐いて帰宅。結局同棲相手の女の父に頼る。女に電話をかけさせ、50万を借りる約束を取り付ける。女は父親に苦言を呈される。私は必要な金額を盛って伝えていた。差額の20 万円で懐が暖かくなり、女と池袋の高級レストランで食事しようと出かける。時間つぶしに入った古本屋で貴重な本を見つけ、女から札を借りて購入してしまう。女があとから、それは生活費だったと文句をつけてきたため、これから美味い物を食べようという気分を削がれて私は不機嫌になる。街中で大げんか。女は駄目押しで、印刷所への支払いの領収書を渡すように申しつけてくる。私はタクシーで女より早く帰宅。特上寿司を宅配させ都バスで女が帰るとこれ見よがしに見せつけた。女は狂乱になりそこここに貯めた小銭をかき集め高いピザを頼む。ピザが運ばれてきたところへ女の心をえぐるような罵詈雑言を浴びせる私。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品