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歌の本(上) 「若き悩み」「抒情挿曲」 岩波文庫

ハインリヒ・ハイネ(著者), 井上正蔵(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1950/10/25
JAN 9784003241813

歌の本(上)

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商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2023/03/29

愛とは、人間という謎に満ちた独特の存在が不思議に融けあうことだ。▼自分自身を超えることが生の原点であり創生である。ノヴァーリス『青い花』1802 恋に昨日と明日は存在しない。恋は今日という日だけを求める。▼ 世界が木っ端みじんになったとしても、その残骸の破片から炎となって恋の想...

愛とは、人間という謎に満ちた独特の存在が不思議に融けあうことだ。▼自分自身を超えることが生の原点であり創生である。ノヴァーリス『青い花』1802 恋に昨日と明日は存在しない。恋は今日という日だけを求める。▼ 世界が木っ端みじんになったとしても、その残骸の破片から炎となって恋の想いは燃え上がる。ハイネ『歌の本』1827 愛は立ち込める霧に包まれた一つの星だ。ハイネ『新詩集』 恋に狂うと言うのは意味が重複している。恋はそれ自体狂気である。ハイネ『シェークスピアの女たち』 学費は安くないが、経験は素晴らしい学校だ。ハイネ ※革命詩人。マルクス主義。 主が人間に将来のことまで分かるようにしてくださる日まで、待て、しかし希望せよ。アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』1845 ※旧約聖書「ヨブ記」からの影響? 世界をただ一人の人物に縮減し、神にまで拡大する。これが愛である。▼いたるところにこれほどの悲惨さがあるのを見ると、私は神はお金がないのではないかと思う。▼子供の苦しみは母の心を動かし、若い男の苦しみは若い娘の心を動かすが、老人の苦しみはだれからも顧みられない。ヴィクトル・ユゴー『レ=ミゼラブル』1862 ※力量が足りないのではない。意志が足りないのだ。▼四十歳は青年の老年期であり、五十歳は老年の青年期である。ユゴー ※ルイ・ナポに抵抗して亡命。普仏戦争1870 陽を好むすべてのものは戸外にあり、空は朝の始まりに歓喜し、草は雨滴に輝く。荒野では野兎が喜々として駆けめぐり、その足でもって水を含む大地から靄もやを蹴り上げる。靄は陽を浴びて駆けめぐる、野兎の行くところどこであれ。ワーズワース『抒情歌謡集』1798 湖水地方 バイロン『チャイルド=ハロルドの遍歴』 ※ギリシア独立戦争で戦死。 佳き古き時代。すべての歳月は古くなるとよくなる。バイロン『黄金時代』 逆境は真理への第一歩である。バイロン『ドン・ジュアン』 永遠にめぐりくる春よ、あなたは三つの宝を忘れずに届けてくれる。年ごとに咲くライラックの花と、西の空に沈むあの星と、そして愛するあの人の想い出を。ウォルト・ホイットマン『草の葉』※庶民の生活や感情。 寒さに震えた者ほど、太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。ウォルト・ホイットマン 男は一週間もすれば忘れてしまう一言のために、命ばかりか良心までも犠牲にする。プーシキン『大尉の娘』 不仕合せな妻がただひとり、昼も夜も彼女に価(あたい)しない夫を思って憂うる家庭より悪いものはありません。そういう家庭ではわびしげな夫が、妻の値打ちは認めながら、運命を呪いつつ、いつも眉根(まゆね)を寄せ、黙りこくり、ぷりぷりして、冷ややかな、嫉妬深い気持でいるのが常です。僕はそういう男です。プーシキン『オネーギン』 **************** ロマン主義。人間の個性と感情。歴史と民俗文化。

Posted by ブクログ

2014/11/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] <上> 激動の時代を熱烈に生きて戦った詩人ハイネ(一七九七―一八五六)。 祖国ドイツでの彼の評価はめまぐるしく変わり、ナチス支配の時代には完全に抹殺されさえしたが、その秀麗な抒情と卓抜な批判精神は、国境を越え時代を越えて数多くの読者を持った。 一八二七年刊の『歌の本』は、青春時代の抒情詩の集大成で、シューマンらの作曲で愛唱されている。 <下> 激動の時代を熱烈に生きて戦った詩人ハイネ(一七九七―一八五六)。 祖国ドイツでの彼の評価はめまぐるしく変わり、ナチス支配の時代には完全に抹殺されさえしたが、その秀麗な抒情と卓抜な批判精神は、国境を越え時代を越えて数多くの読者を持った。 一八二七年刊の『歌の本』は、青春時代の抒情詩の集大成で、シューマンらの作曲で愛唱されている。 [ 目次 ] <上> <下> [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2011/07/16

大学でドイツ語を履修しているのは、これをドイツ語で読みたいから。 マルクス・メンデルスゾーン・ベルリオーズ・ショパン・ヴァーグナー・小デュマ・ユーゴーとかと親交を持ち(特にマルクス) ナチスには排斥されてしまったりと、話のネタが尽きないハインリッヒ・ハイネ 寝る前に1つ詩を読...

大学でドイツ語を履修しているのは、これをドイツ語で読みたいから。 マルクス・メンデルスゾーン・ベルリオーズ・ショパン・ヴァーグナー・小デュマ・ユーゴーとかと親交を持ち(特にマルクス) ナチスには排斥されてしまったりと、話のネタが尽きないハインリッヒ・ハイネ 寝る前に1つ詩を読んで、頭の中でその詩の世界を想像しながら寝るといい夢が見られます(笑) このサービスのカテゴライズには読んだか、読んでいる途中か選ぶ欄があるね。 きっとこの本はずっと「いま読んでいる」のままだと思うよ。

Posted by ブクログ

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