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エスプリとユーモア 岩波新書

河盛好蔵(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1969/10/20
JAN 9784004150855

エスプリとユーモア

¥660

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2023/02/23

「ユーモアというのはむつかしい」 『ユーモアのレッスン』に引き続き手に取った本書のあとがきには、ほとんど同じ嘆き節の感想が綴られていた。 確かに“ユーモアの定義”と題した一章は、古来それを見究めてやろうと挑むも、猛者達の議論百出その正体を見ずと言った有様で、かえってその姿があや...

「ユーモアというのはむつかしい」 『ユーモアのレッスン』に引き続き手に取った本書のあとがきには、ほとんど同じ嘆き節の感想が綴られていた。 確かに“ユーモアの定義”と題した一章は、古来それを見究めてやろうと挑むも、猛者達の議論百出その正体を見ずと言った有様で、かえってその姿があやふやになる。 けれど、本書の異彩はエスプリと比べる事にある。 一章を割いたアンドレ・モロアの講演で彼が、さる婦人から教わったユーモアとエスプリの違いを紹介する。 「私が〈私はでくの坊です〉といえば、それがユーモアです。もし私が〈あなたはでくの坊です〉といったら、それがエスプリなんです」 これを序章にエスプリとユーモアの差異と類似が語られ、人間にとって笑いとは何か、また文化歴史がどう作用するのかに及び、われわれがエスプリとユーモアを身につける意義が説得力を持って結論づけられる。 これを通して読者はそのノウハウを得られるとまではいかないかもしれない。 しかしその本質には、かなり近くまで迫れる。 そしてそれを何としても身につけていく事が人生を豊かにしていくものである事は理解できると思う。

Posted by ブクログ

2021/06/24

名著。岩波の本でこんなに笑ったのは初めて。 絶版なので仕方なく中古で買った(カビ臭い)が復刊したら買い直すと思う。 巻末で触れられているアルフォンス・アレを知る事が出来たのが一番の収穫。 子供の頃のエピソードがとても莊子的で共感。

Posted by ブクログ

2015/01/18

タイトルにあるような言葉を言葉で理解しようとしても、結局最後まで正しいニュアンスが解っていないような心細い感じが残ってしまう。 ただ、本来の意味が、普段日本で使っているような意味ではないことは解る。

Posted by ブクログ

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